タイムスケジュール

第1部・13:30〜15:00
出版記念講演会・鈴木七沖

第2部・15:00〜16:00
トークライブ・鈴木七沖×内田多美子×若山陽一郎

懇親会・16:30〜18:00
同会場でドリンクとお菓子付き

【新刊の世界をちょっとのぞいてみよう】

〜心の奥ふかくに“想い”をくぐらせる〜

「魂って何だろう?」
著者の“言葉”を紡ぐ本づくりの仕事や、家族の死+子育ての体験をとおして、目に見えないものの存在を 感じてきた編集者の鈴木七沖さん。なるべく不必要な情報は手放し、ほんとうに大切なものだけを厳選し ながら40〜50代の時間を過ごしてきたと言います。 そんな七沖さんが人生の大半をかけて探求してい るのが「魂」の存在。 時には本を編みながら、時にはドキュメンタリー映画で“リアルな場”をつくりなが ら、時には人と人とがつながるきっかけを創造しながら、時にはオンラインの町づくりにチャレンジしな がら、ずっと昔から探求したかった「魂」のこと......。 日々の暮らしや人とのふれ合いのなかから、しぼ り出すように紡がれた“言葉のしずくたち”が1冊にまとまりました。ゆっくりと呼吸をするように、静か な気持ちで読んでみてください。

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(「はじめに」より)

わたしが本書をとおして、できるかぎり多くの人たちと共有したいのは、できていたことができなくなっ たと嘆く人生ではなく、もっと自分の経験値を活用しながら、生きていれば生きているだけ人生が豊かに なる心の持ち方です。 もっと、ご自分の「感性」をみがいて、日々の瞬間瞬間を丁寧に過ごし、1日1 日を、まるで燃え尽きるように生きることができれば、過去の後悔も、未来への不安も、かなり軽減され ることをわたしは体験をとおして知っています。人間は、妙に想像力が発達しているので、今起きてもい ないことにネガティブな想像を働かせてしまうクセがあるのです。 わたしたちが、はっきりと知ること ができるのは、二度とやってこない“今”この瞬間が連続的に起こって明日になる......ということにほかな りません。 「感性」を思う存分に活用しながら、「魂のふかいところ」へと潜っていきましょう。

◉鈴木七沖プロフィール

出版社の編集長＆取締役時代に多くの著者と関わりながら170冊以上の書籍を編集。また映像作家としても、2011年に初監督作品「SWITCH」を発表。国内外450か所以上で上映され、観客動員数は12万人を超えた。現在、最新作のコミュニティムービー「３０（さんまる）」が全国各地にて上映されている。また、2020年にスタートした町づくりコミュニティサロン「風の町」では、これからの時代に必要とされる、人と人とが心地よく安心してつながり合えるリアルな町づくりを始動させている。著書に『情報断食』があり、2024年12月に第2作目となる『魂のふかいところへ』を刊行。京都と東京の2拠点にて“編集力”を活かした多岐にわたる活動を続けている。