このような方におすすめ
糖尿病を抱えながら働いている方|ご家族・同僚・上司など、身近に糖尿病の方がいる方|企業の人事・労務担当者、健康経営を推進したい方|産業医・保健師・看護職など、支援職として知識をアップデートしたい方 |「医療」と「仕事」の両立支援に関心のある方
期待できる効果
糖尿病の基本的理解と最新治療のトピックがわかる|ビジネスパーソンのための生活管理・ストレス対処のヒントが得られる|当事者と支援者、両方の立場から「よりよい働き方」を考えられる|医療従事者・産業保健職としての最新知識をアップデートできる
はたらく人の糖尿病ケア
― 糖尿病ケアの最前線から医療と仕事の両立を考える ―
働きながら、糖尿病と向き合うあなたへ
糖尿病の治療を続けながら働いている人は、実はとても多くいます。
しかし、糖尿病を抱えるビジネスパーソンは、
仕事の忙しさの中で「通院や食事管理を続けるのが難しい」「職場で理解を得にくい」など、
医療の知識だけでは解決できない悩みも少なくありません。
一方で、糖尿病を抱えて働く従業員との関わりに、上司や同僚、人事の方が頭を悩ませることも少なくありません。
このセミナーは、そんな
“糖尿病治療を続けながらはたらく人”と、
それを支える方々のための学びの場です。
今回のセミナーでは、糖尿病専門医として最新の治療や研究動向に精通しながら、
心理学とコーチングの知見を生かして「患者の生き方」に寄り添う医師、
松澤陽子先生(松澤内科・糖尿病クリニック院長) をお迎えします。
そして、なんと松澤先生は私・上谷実礼の同級生でもあります。
糖尿病というテーマには、病気を超えた深い問いがあります。
それは「どう生きたいか」「何を大切にしたいか」という人生のテーマです。
日本の医療現場では、多くの医師が、限られた診療時間や保険制度の制約の中で、
患者一人ひとりに最善を尽くそうと奮闘しています。
しかし、患者にもっと丁寧に寄り添いたいと願っても、それを実現するのは容易ではありません。
そんな中で、松澤先生は医師としての専門性に加え、
心理学・コーチングを融合しながら、患者の“生きる力”に寄り添う医療を実践しておられます。
このセミナーでは、糖尿病の最新情報だけでなく、
「自分の人生を取り戻す医療とは何か」という本質にも触れる時間になることでしょう。
当事者の方にとっては、生き方を考えるきっかけに。
支援する立場の方にとっては、関わり方の新しいヒントに。
“治療を続けること”が、“自分を大切に生きること”へと変わる——
そんな学びの時間をご一緒できればと思います。
セミナーではこんなことをお話していただきます
医療の専門家でありながら、コーチングの視点をもつ松澤先生が、現場で役立つ実践的なヒントをお話しくださいます。
- ✔ 糖尿病の基本と治療の最前線
- ✔ ビジネスパーソンに役立つ糖尿病の知識と、仕事との両立のポイント
- ✔ 食事・運動・ストレスマネジメントなど日常生活の知恵
- ✔ 職場での配慮やコミュニケーションの工夫
- ✔ そして「幸せに生きる」ための糖尿病ケア
医学的エビデンスをベースにしつつ、日々の生活や職場で実践できる“リアルな知恵”が得られる内容です。
また、近年注目されている「糖尿病とスティグマ(社会的偏見による差別)」についても取り上げます。
糖尿病にまつわるスティグマは、社会的な課題として重要なテーマです。
「自己管理ができていない」
「生活が乱れている」
「病気になったのは自分のせい」
このような誤解や偏見が、当事者の心に深い負担を与えることも少なくありません。
こうしたスティグマを放置すると、糖尿病をもつ人が社会活動で不利益を被るだけでなく、
糖尿病であることを周囲に隠すために治療を避けてしまうという弊害が生じます。
その結果、
適切な治療の機会損失 → 病状の重症化 → 医療費の増加 → 社会保障への影響、
という悪循環を生み出す可能性があります。
つまり、スティグマの問題は個人だけでなく、社会全体にも関わる課題なのです。
松澤先生は、こうしたスティグマの背景にも触れながら、
周囲の人がどのように関わり、支え合うことができるのかについてもお話しくださいます。
糖尿病を「個人の問題」ではなく、「社会の理解のあり方」として捉え直すことで、
よりあたたかい支援の輪を広げていくきっかけとなるでしょう。
講師プロフィール
松澤陽子医師

松澤内科・糖尿病クリニック 院長
医学博士|日本糖尿病学会認定 糖尿病専門医|日本糖尿病学会認定 糖尿病指導医
日本内分泌学会認定 内分泌代謝科専門医|日本内科学会認定 総合内科専門医
日本コーチ協会認定 メディカルコーチ
1992年 慶應義塾大学大学院社会学研究科(臨床心理学) 修了
2000年 千葉大学医学部 卒業
2008年 医学博士号取得(千葉大学)
2014年 松澤内科・糖尿病クリニック 開業
松澤陽子先生は、横浜労災病院内分泌・糖尿病センターでの臨床経験を経て、2014年に松澤内科・糖尿病クリニックを開業。
糖尿病専門医・指導医であると同時に、心理学・コーチングにも精通するメディカルコーチとして活動。
糖尿病の真の治療目標を、「血糖値を下げること」でも「合併症を防ぐこと」でもなく、
「患者さんが幸せに生きること」「患者さんが望むことを、糖尿病のせいで諦めなくていいようにすること」とし、
エビデンスに基づいた医療と、人生に寄り添う対話を両立させている。
患者さんが自分の人生を自分の意思で選び、 “治療に参加する主体”として生きていけるよう支援することを大切にしている。
医師—患者関係だけでなく、病を持つ人同士が互いに支え合うピアサポートの重要性にも注目し、
現在 東日本最大の1型糖尿病患者会「YOKOHAMA VOX」の代表を務める。
趣味は登山で、毎年夏には1型糖尿病患者、家族、医療者が共にチャレンジする「富士登山プロジェクト」にも携わる行動派ドクターである。
課題図書
開催概要
【日時】
2026年2月5日(木)19:30〜21:30
【会場】
オンライン(Zoom)
【参加費】
定価:5,500円(税込)
LMTコミュニティメンバー割引:4,400円(税込)
【定員】
50名
【アーカイブ】
あり(開催後、1ヶ月間アーカイブ視聴いただけます)
糖尿病治療を学ぶことは、
からだのことだけでなく、“生きる”ことを見つめ直すきっかけでもあります。
エビデンスと想い、医学と人生。
その両方を結ぶ新しい糖尿病ケアのかたちを、
この時間で一緒に感じてみませんか。
よくある質問
Q. 参加資格はありますか?
A. 特に参加資格はありません。初めての方も大歓迎です!
Q. アーカイブ視聴はできますか?
A. はい、可能です。アーカイブはセミナー後、1か月間ご視聴いただけます。
Q. キャンセルはできますか?
A. アーカイブ配信があるため、お申し込み後のキャンセルはお受けできません。
命の流れに寄り添う、心理的安全性のエキスパート
上谷実礼
ありのままの自分で、人とつながり、社会の中で自分らしく生きる
・千葉大学大学院医学研究院非常勤講師
・労働衛生コンサルタント(保健衛生)
・日本産業衛生学会会員
・日本ゲシュタルト療法学会正会員
◆人間理解から始める組織開発
◆マイナス評価でもモチベーションを下げない評価面談トレーニング
◆組織に心理的安全性をはぐくむ研修
◆『アドラー流勇気づけ保健指導』著者
2000年千葉大学医学部医学科卒業。
千葉大学医学部附属病院などで臨床研修後、千葉大学大学院医学研究院社会医学系研究室にて8年間研究と教育、産業医の実務に従事。2011年、産業保健サービスを提供するヒューマンハピネス(株)設立。代表取締役就任。
産業医として企業ではたらく社員の心と身体の健康サポートに携わるとともに、一人ひとりの人が「自分のままにつながりの中で生きていける世界を創りたい」という思いのもと、執筆、講演、企業研修・コンサルティング、心理カウンセリングなどの活動も展開。
各種ワークショップ主催なども行っている。
開催要項
| 開催日時 |
2026年2月 5日(木)
開場 19:20
開始 19:30 終了 21:30 |
|---|---|
| 場所 |
オンライン開催 Zoom |
| 参加費 |
【定価】LMTレッスン参加費
5,500 円
【LMTコミュニティメンバー割引】LMTレッスン参加費
4,400 円
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| キャンセルポリシー |
本セミナーは、アーカイブ配信をご提供するため、お申し込み後のキャンセルはお受けできません。 |
| お支払方法 |
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| 定員 |
50 名 |
| 申込受付期間 |
2025/11/ 5(水) 14:24 ~ 2026/2/ 4(水) 18:00まで |
| 主催者 |
ヒューマンハピネス 上谷実礼 |
| お問い合わせ先 | ヒューマンハピネス 上谷実礼 |
| お問い合わせ先電話番号 | |
| お問い合わせ先メールアドレス | lesson@humanhappiness.co.jp |


