みなさんこんにちは。
行動アシストラボの愛里です。
この度は私たちのセミナーに興味を持ってくださってありがとうございます。
今回、新たな試みとして外部講師をお呼びしてのコラボセミナーを開催します。
どんなセミナーを開催するのか、紹介していきますね!
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私たちは知っています。
皆さんの「より良くしたい」という強い願いがたくさん存在していることを。
日々、目の前の子供達と正面から向き合い、言葉を交わし、心を通わし、自分にできることは他にはないのかと模索している。
どんなに問題が起きようと、その子たちの笑顔を知っているから。信じているから。
時に同僚と、時に親御さんとコミュニケーションをとりながら、何が最善なのかを考えながら日々を過ごしていることでしょう。
でも。
もしかしたら、自分の努力に比せず目の前にあまり変化が生まれずに無力感を感じている方もいらっしゃるかもしれません。
もしかしたら、本当にこれでいいのか、と崩折れそうな自分にムチ打って努力を重ねている方もいらっしゃるかもしれません。
もしそうだとしたら、そんなみなさんとこそ、私たちは出会いたいと願っています。
なぜなら、皆さんの手元にもし「具体的な方法」があったなら、
もし、一緒に頑張り支え合える仲間がいたならば、
皆さんの努力に、努力した分以上の解決の力を与えられるかもしれないからです。
皆さんの「想い」はすでに充分です。
目の前の子供達に良くなってもらいたい、幸せになってもらいたい。
みんなと一緒に笑い合いたい。できたことを一緒に喜び合いたい。
そのために自分にできることをもっともっとしてあげたい。
そのためにどうしたらいいか、皆さんが未だ触れ得なかったその方法論に、今触れてみてください。
ある一人の教員が救われた話
とあるご縁から、一度は辞めた教員生活に復活を試みた教師がいました。
復活の場は「特別支援学校」。
見事試験を突破した教師は、新天地に心躍らせました。
しかし、そううまくはことが進まなかったのです。
いきなり壁にぶちあたりました。
任されたクラスは、担当教員が全部で3人。
これだけいれば十分やっていける。連携プレーで纏めあげるんだ。
意気込みとともに始めたクラスは、いつの間にか、もう崩壊寸前にまで至っていたのです。
「教師3人に任されたクラスを、このままでは維持できない・・・」
クラスをクラスとして保とうと必死に努力しているのに、良くするどころか維持すらままならない。
自分は特別支援のプロとして教師をしてるのではないのか。
プロならば方法論を持っていてしかるべきではないのか。
それなのに、自分は自信を持って行える方法論を手にしてはいないのではないか・・?
それで”プロ”として教壇に立っていていいのか・・・!!
そんな彼女がたどり着いた一つの方法論。
それが「行動分析学(ABA)」に基づく応対でした。
テキメンに変わったクラス
ABAの研修を受けてその教師は、一気に物の見方が変わりました。
あれもできる。
これもできる。
ここも変えられる・・!
こんなこともできる・・・!!!
次々と自分のできることを見出していき、ちゃんとそれらは効果を上げ、みるみるとクラスを変えていきました。
大声で暴れる、廊下に走り出す、そんなことが日常茶飯事だったクラスは、なんと落ち着きを取り戻したのです。
一体何がそんなに大きく影響したのか?
それは、教師たちの日々の小さな小さな努力の積み重ねでした。
それも、むやみやたらの思いつきによるものではなく、学術的論拠に基づいた具体的な対応でした。
論拠ある方法論が、私たちに自信をくれる
日々生きる中で疑問を持ちながら事を成すことは多くある事でしょう。
これで合っているのか、この方法でいいのだろうか。
そうした場合、自分の中で結論づけるまで、あるいは何か結果が得られるまでは仮説を持って継続実行していきたいものです。
ところが、疑問に思いながらの行動は無情にも、周りからのたった一言で簡単に崩れます。
「それ、本当に意味あるの?」
自分を自分で支える仮説は、自分で自分を支えきれなくなった時、簡単に折れてしまうことがあります。
しかし、学術に基づく論拠ある方法論を持つことによって、”補強”できたらどうでしょう。
「このやり方で必ず変わります」
たとえすぐには効果がなくとも、継続的に実施していくことで必ず光が見えてくる。
そんな光を、自分の中にも見いだすことができるのではないでしょうか。
そして、私たちは、その光を得た経験をすでに持っています。
ぜひ、一緒にその方法論を学びませんか?
行動の科学「行動分析学」に基づく療育を学ぶ
今回私たちは2時間のセミナーで、事例を用いながら行動分析学を実際の特別支援の現場でどう使うのか、
その具体的な方法や、学問との繋がり、必要知識と考え方、重要なスタンスなどをお伝えします。
ABA(行動分析学)との出会いが初めて、あるいは名前だけ知っている、という方でも安心して参加していただけるよう
内容を準備しています。
【セミナー内容 予定】
1. 事例紹介(約60分)
2. 基礎知識(約10分):強化の原理 他
3. 対処法(約10分):消去 他
4. 大切なこと(約10分):コンプライアンス 他
5. 最後に(約5分):今日からできること 他
6. おまけミニ相談会(時間次第)
合計120分を予定
濃密な時間を過ごしていただきたく、少人数にて開催いたします。
また、2019年は2回開催予定で、2回目は1日目とは内容を変える予定ですので、
日程が合う方はぜひ両方を合わせてご参加ください。
▶︎ 日程・場所
10月18日(金)18:30〜20:30
桜木町会議室
▶︎ 参加費
2000円(税込)
※2回目は11月22日(金)18:30〜20:30
同じ場所で開催します。
◆ 講師紹介 ◆
* 緑川いちか *
特別支援学校教諭。第2回 公認心理師国家試験合格。支援者養成講座ゲスト講師。
RBT(米国認定行動分析セラピスト)。国連自閉症デー啓発イベント「歩こう話そうよこはま」イベントリーダー。
中学では書道家を夢見て、高校では恋愛に没頭し、大学では薬学部を目指したが実力が及ばず教育学部に。
失意のなか、吹奏楽に光を見出しサークル活動に没頭。東関東大会に進出した。
就職では横浜市の中高理科教員採用試験合格者4名の中で唯一、学部卒生現役合格を果たし、教職へ。
7年間の経験ののち、転職。20代のうちに現在東証一部上場の某介護業界で総務購買OLとして勤務、のち、渡米。
帰国後は知的障害部門の特別支援学校に臨時採用教員として2年半のち、人生で2度目の教員採用試験合格。
再び教職へ返り咲く。
校内の児童生徒、学級としてのトラブルなどの作戦参謀、地域の学校の相談業務などの実績多数。
講演実績:つみきの会主催イベント、Together社主催イベントを始めとする療育支援者向けの講演実績多数。
* 愛里 *
行動アシストラボ理事。行動分析学講座(入門講座・基礎講座・実践講座)担当講師。
元塾講師。
お子さんや親御さんとの面談や、1対1のコーチング相談受けなどの実績多数。
2019年はABA療育の研修を受けるなどABAの活用範囲を広げている。
現在は行動アシストラボで行動分析学を教える傍ら、大学での講義や放課後デイサービス施設で子供達と関わる。
2019年4月に行われた「歩こう話そうよこはま」にて緑川いちかさんと劇的な出会いをして以来懇意にしている仲から、今回のセミナー開催を決意、開催に至る。
講師紹介メッセージ
過去に緑川いちかさんの講演を聞かれた方からご感想をいただいています。
2名からいただきましたのでご紹介します。
*メッセージ お一人目*
障害をもつ子の育児。
どうにもならない現実、将来の不安に押し潰されそうになる時があります。
そんな時、いちか先生からの温かいお言葉、子どもへの対応を思い出して自分を励ましております。
いちか先生の愛情溢れるご指導、有り難くて涙が込み上げてきます。
先生にお会いできた事、感謝申し上げます。
一人でも多くの教育者の方々に、一貫したいちねん先生の素晴らしいご指導を知って頂きたいと切に願います。
*メッセージ お二人目*
私は普段幼児中心に関わっているため、先生のおかげで、
早期療育以降の子どもたちにもABAが大いに効果があることを実感できました。
また一段といかにABAが有効で、大切な理論だと改めて確認することが出来ました。
小学校以降の子どもたちに必要なスキルや、将来どんな姿になるのか・なれたら良いのかなどを
いつも教えてもらっています。
出会って濃い時間を共に過ごしていますが、未だに勉強になることばかりです。
こんな先生が小学校・中学校・高校にいらっしゃったら、セラピストとしても
親御さんたちも安心して通わせられるのになぁと日々思います。
ぜひ、たくさんの方々に先生の話を聞いて、先生のように実践してほしいです!
開催要項
開催日時 |
2019年10月18日(金)
開場 18:20
開始 18:30 終了 20:30 |
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場所 |
桜木町会議室 神奈川県 横浜市中区花咲町1丁目48-3ロゼ桜木町406 |
参加費 |
〈特別支援者向け〉『支援の種まき』セミナーvol.1参加費
2,000 円
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お支払方法 | |
定員 |
6 名 【満員御礼】 |
申込受付期間 |
2019/9/13(金) 19:09 ~ 2019/10/18(金) 02:00まで |
主催者 |
一般社団法人行動アシストラボ |
お問い合わせ先 | 愛里 |
お問い合わせ先電話番号 | 090−5840−5924 |
お問い合わせ先メールアドレス | info@aba-labo.org |