こんにちは、行動アシストラボの矢野です。
この「行動科学セルフマネジメント講座」では、なかなか解決できない行動の問題を、行動分析学を使って解消するための方法をお伝えします。
行動の問題とは例えば次のようなものを指しています。
- 頭ではやった方がいいと分かっているのに行動できない
- やる気になってはじめたことを最後までやり遂げられない
- 失敗や期待外れの結果で挫折してしまい、もう一度チャレンジできない
- やる気にムラがあって、コツコツ行動できず、先延ばしすることが多い
- 〆切間際になって追い詰められないと本腰を入れて行動できない
- 行動できない状態に陥ったときの抜け出し方が分からない
- 現実逃避を繰り返して集中して作業することができない
- 不安や失望からどうも行動に踏み出すことができない、etc
どうでしょうか。身におぼえのある問題が多いのではないかと思います。
行動の問題をなかなか解決できないのはなぜか?
こういった問題がなかなか解決できなかったり、あるいは一時的に解消できてもまた同じ問題が生じたりするのには、理由があります。
それは「行動の原因を取り違えている」ことです。ひとまず下記の動画をご覧ください。
僕たち人間の行動は次の2つから影響を受けています。
- これまでの行動についての学習(条件付け)
- いま現在おかれている環境
学習は僕たちに様々な行動を獲得させます。そうやって獲得した様々な行動のことを「行動レパートリー」といいます。
僕たちはいま現在おかれている環境で、そのときに一番最適な行動を「行動レパートリー」の中から選択し、実行します。
ですので、問題に対して有効な行動がレパートリーの中になければ、問題を解決するのは難しくなります。
例えば、明日までにこの資料を読み込んで来いといわれ、分厚い英語の資料を渡されたとしても、英語を読解することができなければ資料を読み込むのは難しいでしょう。
また、有効な行動がレパートリーの中にあっても、それが選択できないような環境では、やはり問題の解決は難しいです。
例えば、仕事で素晴らしいアイデアを考える能力があったとしても、何かにつけハラスメントしてくる上司の前では、怖くてアイデアを提案することができないでしょう。
このように行動の問題を解決したいのであれば、
- 有効な行動が獲得できるように学習(条件付け)を促すこと
- 有効な行動が生じるようにいま現在の環境を調整すること
の両方が必要なのです。
行動分析学を使ったセルフマネジメントの効果
とはいえ、やること自体はさほど難しいものではありません。次の3ステップを実行するだけです。
- なぜ問題を解決したいのか、その目的を問う
- 自分の行動と環境について理解し、問題が生じている原因を分析する
- 改善策を検討し、効果を測定する
目的、分析、改善。これだけです。もちろんそれぞれのステップで、行動分析学の知識と技術をばっちり活用します。
この3つのステップに慣れることで、自信をもって問題の解決に取り組むことができるようになります。
矢野と一緒に問題の解決に取り組んだり、行動分析学を学んだ方からは、次のような声をいただきました。
このように行動分析学をうまく活用すると、少ない負担で大きな効果を発揮しますし、いままでとは違う観点から問題の解決方法を見つけ出すことができます。
今回の講座でお伝えするのは、次の3つです。
- セルフマネジメントとは何か?
- セルフマネジメントを理解する3つの枠組み
- セルフマネジメントの実践手順
+α 参加者からの無料相談タイム(グループコンサル)
行動科学セルフマネジメント講座、ご興味がありましたらご参加ください。
開催要項
開催日時 |
2020年8月 2日(日)
開始 14:00
終了 15:30 |
---|---|
場所 |
Zoom ※オンラインでの開催のみになります |
参加費 |
無料 |
キャンセルポリシー |
無料 |
定員 |
10 名 |
申込受付期間 |
2020/7/12(日) 15:23 ~ 2020/8/ 2(日) 14:00まで |
主催者 |
一般社団法人行動アシストラボ |
お問い合わせ先 | 一般社団法人行動アシストラボ |
お問い合わせ先電話番号 | |
お問い合わせ先メールアドレス | info@aba-labo.org |