受付は2021年11月23日(火)09:30で終了しました。
~大地の鼓動を感じながら、いのち・いのりの歌をうたう~
このような方におすすめ
ネイティブアメリカン(インディアン)、文化や精神世界、ラコタソングに興味がある方
期待できる効果
インディアンの文化や生き方を知り、自分の生き方あり方の世界が広がる、祈りのうた「ラコタソング」をうたう
★★ 松木さんからのメッセージ ★★
祈りの歌をうたう。歌に生命を吹き込む
~大地の鼓動(ハンドドラム)を感じ、いのち・祈りの歌をうたう~
先日、森の中でプログラムを行った。おとなもこどもも参加できるワークキャンプだった。
こどもたちは手にナイフを持ち、竹をひたすら削っていた。本格的な弓矢を作っていた。
無心に削っている姿を背後から見るのが好きなんだ。背中がね、なんか頼もしい。背中に気力がみなぎっている。
ボクはそれを見るのが弓矢を教える時の楽しみなんだ。
真剣、本気、無邪気・・・それが全部ぜんぶ好きなんだ。
全部光を放っている。自然だね。自然はね、すべて光を放っている。それぞれが、それぞれの光をね。
こどもたちが光を放つその横で、おとなたちも光を放っていた。
そこはまだほとんど人の手が入っていない森だ。
平らな所がないので、ほんの少し森に手を加えて平地を作ろうとしていた。
工具で斜面をならし土留めにする丸太を重ね、杭をカケヤ(大きなハンマー)でうっている。
渾身の力を込めて。日頃、込める力の入れ方ってしてないでしょ・・・。
だから込めると、その後すごくすがすがしくなる。新鮮な空気が体内にめぐるから・・・。
杭を打つ瞬間に「ハッ」と息を吐きだしたら、吐いた分だけ森がくれた新鮮な空の気が入ってくるから・・・。
自然だね。自然を取り戻している。自然だとおとなもこどもも光を放ちだす。
集中していた手を止めて、休憩に入る。
コーヒーを一口「ゴックン」と飲むと自然に「ハァ~」ってため息が出てくる。
ちょっと前から溜め込んでいたあんなことやこんなことも一緒に「ハァ~~」って出てくる。
すると、周りの自然の風景が五感全てを通して心の中に静かに入ってくる。
山々は色づき、鳥たちはそれぞれの歌を歌っている。それぞれの生命はおもいおもいに自己表現している。
自然だね。自然はね、良いも悪いも、正しいも誤りもなくどっちに片寄ることなく語っている。
表現している。動いている。生きることと同じくらい死ぬことも自然の中の大きな一部として。
当たり前のこととして自然に受け容れている。呼吸と一緒だね。
吸ったら吐くようにね。吸ったまま吐き出さない、息をひそめたり、止めたり、溜めたりしないんだ。
考えることに日々忙しい人間には気づかないかもしれないけど、大地は人間にはきこえないくらい高――い音や低――い音で実はいつも鼓動を打っている。まるでドラムビートのようにね。それに呼応する様にすべての生命は躍動し、流れ、巡り、変化し続けている。これが自然だね。
僕は知ったんだ。太古の昔、自然の中で生きてきた人間が、その自然のもつ力や宇宙のもつ力、大いなる循環と創造のチカラ、そしてそれらの「そのようになろう」とするこころと自身の意志を絡ませながら生きる人生の営みの中からあみだした最も偉大な発見が「祈り」という自己一致の方法だ。その人が声を宇宙に向かってそのすみずみまで送るための乗りものが歌であり、その歌に生命を吹き込むのがドラム(太鼓)のビートなんだ。
マザーアース・エデュケーションは30年という長きにわたって、自然や大地のチカラと、またその背後に動く宇宙のチカラや流れの中で活きる個を育むことを使命とし、プログラムを展開してきました。
そんなボクは、今・・・ちょっと息苦しい。自然の生命がそれぞれ自己表現する中で、人間だけが妙に不自然になっている。何かにおびえ、恐怖と不安が自然に発せられる声を止めてしまっているようで。つながりからどんどん分離していくような。そうでないといけないような。
ボクはこんな時だから先人たちがやってきた様に、ささやかな「祈り」の場を作りたいです。
祈りを運ぶ歌をうたいたいです。歌に生命を吹き込むドラムビートの響きを感じながらうたいたいです。
マザーアース・エデュケーション
松木 正
■スケジュール■
★ホッカヘイ(ドラムを叩いてラコタソングを歌う会)
【日程】
2021年11月23日(火・祝)
9:00 現地に集合(8:45に開場します。全員が集まり次第スタートします~)
9:15頃 ホッカヘイ~♪
(スウェットロッジ、ヴィジョンクエストのセレモニーの祈りの歌をうたいますよ)
13:00頃 終了 ~ 解散
【場所】
関東(ただいま場所を調整中です)
【参加費】
7000円(場所代、運営費) + オファリング
※私たちはオファリングとは、「スピリットやつながるものたち(セレモニーリーダーやスタッフ)へオモイや感謝の気持ちをさしだす。ギブアウェイ(与えつくす)」ととらえています。セレモニーでは、血や涙、汗、肉体の一部、労働、お金、モノなどをさしだします。いただいたオファリングは、セレモニーリーダーやスタッフの謝礼やラコタ基金の一部になります。
★飲み物、お菓子などの差し入れ大歓迎です~♬(お湯やお茶、コーヒーなどはあります)
マザーアース・エデュケーション 松木正
インディアン(ネイティブアメリカン)の教え・世界観から「自分を生きる」ための手助け・知恵をお届けします。自分を取り巻く「自然」「「人」「わたし」「大いなる存在」との関わり方がわかります!
大学在学中、キャンプカウンセラーとして小学生・中学生を対象とした教育キャンプに携わる。また在学中、自身がうつ病を克服していく過程でカウンセラーと出会い、教育の現場にカウンセリングの手法を用いることの可能性を探り始める。
卒業後、大阪YMCA六甲研修センターに奉職。「体験学習法」を用いた企業研修や幼稚園児から大学生までを対象にカウンセリングの手法を用いた野外教育(キャンプ)を実践。
YMCA在職中にアメリカの環境教育に出会い、本物を目指して渡米。全米各地で環境教育のインストラクターをする中でアメリカ先住民の自然観・宇宙観・生き方、またそれらをささえる儀式や神話に強く引かれ、サウスダコタ州シャイアン居留区に移り住みスー・インディアン(ラコタ族)の子どもたちの教育とコミュニティ活動をしながら伝統を学ぶ。
現在、神戸でマザーアース・エデュケーションを主宰し、“自分をとりまく様々な生命(いのち)との関係教育=環境教育”をテーマとし、独自の環境教育プログラムを展開。
小学校・中学校・高校での人間関係トレーニング、また保護者に向けてのワークショップ・子育て講座、アメリカ先住民の知恵を前面に打ち出したキャンプの企画と指導、神話の語り(ストーリーテリング)、教育的意図をもった企画講座、自宅横にワークショップ棟(ストロングホールド)を構え、個人カウンセリングと独自のワークショップを展開中。
開催要項
開催日時 |
2021年11月23日(火)
開場 8:45
開始 9:15 終了 12:30 |
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場所 |
世田谷(千歳烏山駅周辺) 兵庫県 |
参加費 |
参加費
7,000 円
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キャンセルポリシー |
参加費:7000円(ワーク代、場所代、運営費) + オファリング※
※私たちはオファリングとは、「スピリットやつながるものたちへオモイや感謝の気持ちをさしだす。ギブアウェイ(与えつくす)」ととらえています。ご自身のオモイを、お金やモノ、働きやナンカシラの形でギブアウェイしてください。 いただいたオファリングは、セレモニーリーダーやスタッフの謝礼やラコタ基金の一部になります。 |
お支払方法 | |
定員 |
10 名 【残 4 席】 |
申込受付期間 |
2021/10/14(木) 09:55 ~ 2021/11/23(火) 09:30まで |
主催者 |
マザーアース・エデュケーション(MEE) |
お問い合わせ先 | マザーアース・エデュケーション(MEE) |
お問い合わせ先電話番号 | 070-5430-1168 |
お問い合わせ先メールアドレス | information@mee-cante.com |