この講座はカウンセラー、セラピストがセッションにおいて
より力を発揮できるよう
サポートしていきます。

メンタルクリニック、就労移行支援事業所などで長年
セッション、講座をおこなってきた経験をもとに
実践的な内容をお伝えします。



資格を取得し
セッションを始める。

知識や技術を身につけ
クライエントさんに対応する際
戸惑うことも多いかと思います。



セミナーで参加者同士でセッションをするのと
具体的に困っておられる方では
同じようにやっても
うまくいかないことが多いもの。

それは教科書的な知識や
技術だけでは足りない部分が多々あるからです。



それは私自身駆け出しの頃
日々痛感していたこと。

毎回最善を尽くしているはずなのに
クライエントさんが悪化し続け
打開策が見えないことも多々ありました。



そしてこの状態から抜け出す上で助けになったのは
現場経験豊かな臨床家との出会い。

今までまるで知らなかった
新しい観点、進め方を学ぶことで
セッションの流れが
確実に変わっていったのです。



セッションは非常に複雑で
体系的に何かを学べば
力がつくというものではありません。

実践的な考え方、進め方を学び、
個別にセッションの進め方を吟味していくことが
本来は必要です。



この講座では毎回テーマを変え
それについての実践的な知識を
お伝えしています。

8月のテーマは
愛着障害へのアプローチ。



愛着障害のテーマがあると
マニュアル的な進め方だけだと
うまくいかないことが知られています。

幼少期に不適切な養育を受けたことで
人との関わりにおいて
基本的な信頼感を持てなかったからです。

それは大人になってからも
人間関係に大きな影響を及ぼし
セッションを進める上でも
ギクシャクしがちです。



このもつれた関係をどう立て直し
愛着のテーマを修復していくか。

現場経験をふんだんに交えながら
分かち合っていく予定です。