ちょっと想像してみてください。
　
あなたは今、
飢餓に苦しむ子供のために、
寄付を集めたいとします。
　
　
次の３つのうち、
寄付金額が1番多かったのは
どれでしょう？
　
　
1.飢餓に苦しむ子供が「8人」写っている写真
　　
2.飢餓に苦しむ子供が「2人」写っている写真
　
3.飢餓に苦しむ子供が「1人」写っている写真
　　
　
ちょっと考えてみてください。
　
・
・
・
・
・
・
　　
正解は3。
　
　
寄付金額が
1番少なかった1に比べると、
　
3は2倍の金額を
集めることができました。
　
　
　
でも、ちょっと
立ち止まって
考えてみてください。
　
　
理屈で考えれば、
困っている人が多いほど、
その問題は深刻なはずなので、
　
寄付金額が多くならないと
おかしいですよね？
　
　
でもなぜ、
むしろ逆のことが起きるのか？
　
　
これには、
人間の脳のある仕組みが
関係しているんです。
　　
　
　

✅人間の脳は、集団より「1人の個人」に強く反応する
　
　
　
脳科学マーケティングの第一人者、
ロジャー・ドゥーリーによると、
　
　
人間の脳は、
集団より1人の個人に
強く反応することがわかっています。
　
　
つまり、今回のクイズで言えば、
　
　
1.飢餓に苦しむ子供が8人写っている写真→集団
　
2.飢餓に苦しむ子供が2人写っている写真→集団
　
3.飢餓に苦しむ子供が1人写っている写真→個人
　
　
となるので、、、
　
結果、子供の人数が
複数いる①②よりも、
　
③の1人だけの方が、
2倍も多くの寄付金額を
集められました。
　
　
　
これは、治療院のビジネスでも
応用できるかもしれません。
　
　
例えば、あなたの院に
膝痛の患者様を呼び込みたいとします。
　
　
季節の変わり目だし、
新しい患者様を増やすために
チラシを作ることにしました。
　
　
そんな時は、
　
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・病院で手術と言われました…
　でもここに来たおかげで
　今では階段でも痛くありません！
　（by.〇〇さん）
　
　
・できなかった正座が
　できるようになりました！
　（by.▲▲さん）
　
　
・気さくな先生で
　相談しやすかったです。
　
　先生はすぐ顔と名前を覚えてくれ、
　気軽に質問できました。
　（by.■■さん）
　
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こんなふうに、
いろんな人の事例や
ストーリーを語るのもいいですが、
　
　
あえて主人公を1人に絞って、、、
　
こんなメッセージに
してみたらどうでしょうか？
　
　
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膝が痛くてほとんど動けなくなりました…
　
「高齢で手術もやりようがない」と
言われたところから劇的な改善！
　
　
施術以外でも毎日先生に教わった
ストレッチをして努力した結果、
　
膝の痛みは改善し、
長い駅の階段を上って一人で
旅行に行けるように。
　
　
要支援の認定まで受けた私が
趣味の温泉旅行に
好きなだけ行けるようになりました。
　
　
ここに通っていなかったら、
きっと今も1人で苦しみながら
残り少ない人生を過ごしていたと思います…
　
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・・・どうでしょうか？
　
　
人は、複数より
「1人の個人」のストーリーに
強く反応する習性があるので、
　
きっと後者の方が
興味を持てた人も多いのでは
ないでしょうか？
　　
　　
こんなふうに、
人の性質をマーケティングに
上手に応用すれば、
　
もしかしたら今までより
多くの反応を
得られるかもしれません。
　
　
ぜひあなたも
応用できないか、
考えてみてください^^