自己愛や自己肯定感が高いと思って方の中には

・自分はそこらの人より優ってる

・自分は選ばれし者である

・自分が主人公で周りが自分に仕えて然るべき

・自分は他人に無い特殊な能力を備えてる

・私がいたからあなたは上手く行ったんだよ

といった感じで、いつも自信に満ち溢れてる感じの方がいたりします。

こういう方は大抵、会社員として仕事をしてる時はメチャクチャ活躍しますし、出世も早く、とにかく会社や自分がこの人だと思った人に献身的に貢献します。

その一方で、自分が目立ったり活躍したり、成功するためには周囲を犠牲にしてしまいます。

自分について来れるやつだけついて来い！自分についてこれないやつは負け犬だ！つかえねーやつは置いていく！

こんな調子でいつも何かと戦ってますから、いつまでも人がついてくるわけもなく、最後はひとりぼっちの孤独になる

上手くいってるうちは良いのですが、一度風向きが変わってうまくいかなくなり始めると誰も助けてくれる人はおず

自分はこんなに頑張ってるのに

あいつら雑魚どもの尻拭いしてやってんのに

誰のおかげで食っていけたと思ってんだ

あいつらは俺を裏切った。自分は被害者

これが彼らの口癖です。

実はこれ、20代の頃までの自分がまさにこんな感じでした。

本人の仕事へのモチベーションは単純に周りから好かれたい、愛されたいだけなのですが、いくら頑張って結果を出したところで、最後は嫌われて追い出され、その人も周りも幸せにはなれません。

自己評価が周囲の評価より異様に高く、人を道具のように扱ってしまい、自分の非は決して認められなければ、人から嫌われて当然ですよね

今から15年前の30代の頃、仲間のみならず家族からも見放されて、独りぼっちになって、さすがに何か自分が間違えてるのでは無いかと自分と向き合って自分がナルシスト（自己愛性パーソナリティ障害）だと気がつきました。

人の役に立つことをやってれば必ず道は開けます。そのためには凄いことをしなくて良い、凄い人になろうとするのをやめて、等身大の自分でできることを目標にして動けばいい

すると自然と目標は設定でき、一つ一つクリアしていくことで根拠のない自己肯定感の高さではなく、確固たる自信と何より人に対する感謝の気持ちや優しさを得ることができたのです。

怖くて目標をたてて動けない

なぜか人が離れていきいつも孤独

小さなことからコツコツできない

そんなことで悩んでる方はもしかすると自己愛性パーソナリティかもしれません。

高すぎる自己肯定感や自己愛はかえって自分を傷つけてしまいます。