シータヒーリングⓇ実践会 日本の歴史・遺伝レベルのクリアリング(全3回)
第2回 宗教と美徳
日本の歴史や精神風土を振り返り、先祖たちが体験の中から作り上げてきたビリーフについて知るとともに、現代を生きるわたしたち自身にも影響している【日本の歴史・遺伝レベルをクリアリングする実践会】の第2回目です。
今回は、日本の歴史に映し出された宗教と人々との関係性、その中で形成されてきたビリーフを掘り下げ、クリアリングしたいと思います。
日本の宗教は、主に仏教と神道で形成されていると言えます。
分かりやすく言えば仏教はお寺、神道は神社です。
ただ、これは現代のわたしたちにとっては、と言えるのです。
明治時代まで、日本の宗教の特徴は『神仏習合(しんぶつしゅうごう)』でした。
仏教の仏さまと神道の神さまを同じ存在としてまつる風習があったのです。
明治政府は1868年に神仏分離令(しんぶつぶんりれい)を発令しました。
これをきっかけに、日本全土で仏教寺院を排斥し、神道を日本の宗教とする運動(廃仏毀釈/はいぶつきしゃく)が巻き起こりました。
現代わたしたちが常識としているお寺と神社の違い=仏教と神道の違いは、この時代から始まったのです。
もともと、わたしたちのご先祖がはぐくんできた素朴な信仰の世界では、仏さまも神さまも、ともに敬うべき神聖な存在であり、日常生活の中に溶け込んだ親しみのある存在でした。
特に、お地蔵様やお稲荷様、七福神などは、そうした『民間信仰』としての側面が強い神さま、仏さまと言えます。
今、分かっている日本の宗教史では、日本にはもともと土着の信仰がありました。
その土着の信仰から生まれたのが、今の神道のはじまりとされています。
おそらくは縄文人たちから始まった素朴な信仰から、今わたしたちが知っている日本の神道が生まれたようです。
そこに大陸からもたらされたのが仏教です。
仏教は大陸の文化や思想を運んできました。
聖徳太子をはじめ、多くの政治家たちが仏教思想を取り入れて国や人々を治めるために利用する歴史が始まりました。
日本の仏教は、時の権力者たちと結び付き、日本の歴史に少なからず影響を及ぼしてきた政治的側面を持っています。
奈良時代には聖武天皇が奈良の大仏を建立し、大規模な開眼供養(かいげんくよう)をしています。
これには人心掌握の意図とともに大陸(中国)に対するけん制の意味があったと言われています。
この頃から国(政府)は、仏教を権力の象徴として利用するようになりました。
権力と結びついた仏教は、財力を持つようになり、しだいに政治にも影響を与えるようになっていきました。
平安時代になると、藤原氏と並んで莫大な財を保有していたのは寺院でした。
寺院は巨大な勢力として、政治的権力者を脅かす存在にまでなっていったのです。
その後、江戸時代にいたるまで寺院は富と財と勢力(兵力)を持ち続けました。
また、国の政策(税の取り立てなど)や自然災害(飢饉など)に苦しめられる庶民たちに対しても、精神的な側面から様々な影響を及ぼしてきました。
このような仏教勢力の脅威を示しているのが一向一揆(いっこういっき)です。
一向一揆が織田信長や徳川家康を苦しめたことはよく知られています。
今回の実践会では、ふだんあまり意識されていない宗教、特に日本のお寺さん(仏教)の歴史について触れてみたいと思います。
今お話ししたような政治や権力としての側面とともに、仏教が日本人の精神性に深く関与していると思われる『徳積み(とくづみ)』の思想や美徳についてもお話ししたいと思います。
もしかしたら宗教の歴史や信仰から形成されてきたビリーフについては、関心を持たれる方は多くないかもしれません。
自分には関係ない、と思われる方の方が大多数かもしれません。
けれども、実は、宗教的な契約や誓い、呪いなどは、とても根深くわたしたちの潜在意識に浸み込んでいて、自覚しないままブロックとして行く手を阻んでいることがあるのです。
たとえば、『欲張ったらバチが当たる』『願い事は一つしかしてはいけない』などの考え方は、仏教的なビリーフだと言えます。
また、平家物語で知られる『無常』という考え方も、『はかなさ』や『あきらめ』というとらえ方に影響を及ぼしているかもしれません。
ほかにも自己犠牲を『徳を積むこと』としてとらえるビリーフなど、日本的(日本独自)に培われてきた仏教思想の一面についてお話しし、歴史・遺伝レベルのクリアリングを進めてみたいと思います。
☆このような方にお勧めです。
・日本の歴史・遺伝レベルをクリアリングしたい方。
・3層、4層、5層のクリアリングを深めたい方。
・マニフェストについてなんとなく制限を感じる方。
・欲張ってはいけない、自分だけ良くなってはいけない、というビリーフを感じる方。
・美徳についての深い掘り下げをしてみたい方。
・自己犠牲を伴なう慈悲や美徳を解放したい方。
・いわゆる『修行好き』!?をなかなか止められない方。
・忍耐の美徳についてクリアリングしたい方。
・日本の宗教や神様仏様についてクリアリングしたい方。
・掘り下げスキルをブラッシュアップしたい方。
・より軽快に現実創造、願望実現を楽しみたい方。
※参加資格:ディグディーパー修了以上推奨(アーカイブ参加の方は、どなたでも!)
☆日時
2025年5月23日(金)
18:00~21:00(開場17:50)
zoomオンライン開催
☆アーカイブあり。(後日、動画配信いたします。)
※wifi環境の安定した環境でビデオONにしてご参加ください。
※前日に、リマインダーメールが届きます。
当日のzoom URL、使う資料、チェックリストのダウンロード先などの記載がありますのでご準備くださいますようお願いいたします。
☆実践会の流れ
テーマについての解説
チェックリスト
ペアワーク
☆参加費
各回とも3,500円
お申込み後、paypalからお支払いください。
お支払い先 http://paypal.me/thetatokyo/3500JPY
☆キャンセルにつきまして
事前のキャンセルにつきましては、ご返金いたします。
当日キャンセルの場合はご返金できませんので予めご了承ください。
開催要項
開催日時 |
2025年5月23日(金)
開場 17:50
開始 18:00 終了 21:00 |
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場所 | |
参加費 |
参加費
3,500 円
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キャンセルポリシー |
paypalへのお支払いをもって正式なお申込みとなります。 ※当日キャンセルの場合はご返金できませんので予めご了承ください。 |
お支払方法 | |
定員 |
45 名 【残 9 席】 |
申込受付期間 |
2024/11/26(火) 18:41 ~ 2025/5/20(火) 22:00まで |
主催者 |
荒木 三惠、中山アヤコ |
お問い合わせ先 | 荒木 三惠(みえ) |
お問い合わせ先電話番号 | 090-4679-3366 |
お問い合わせ先メールアドレス | peachery66@reservestock.jp |