【 結 論 】
メンターとは
いろんな手段を使って、
クライアントの心情に寄り添い、
ビジョン実現までをサポートする存在
。。。と、このサービスでは扱わせてください。
ハッキリしなくてスイマセン(汗)
『メンター(Mentor)』って言葉、聞いたことがありますか?
最近は、人材育成のために『メンター制度』を取り入れる企業が増えてきたので、耳にしたことがあるかもしれません。
しかし、まだまだ認知度が低いので、聞いたことすらないってこともあるかもしれません。
または『聞いたことはあるけど、ちゃんと意味は知らない』ということもあるかもしれないですね。
言葉の定義なので、あまり気にしなくていいかもしれませんが、よくメンターの話をすると「コーチングと何が違うの?」「後輩に仕事教えることでしょ?」などと聞かれることが多くあります。
ネットでは、おおむね次のように説明されているようですが、「メンターとは師弟(縦)関係だ」「いや対等な関係だ」などと情報が錯綜しており、確かに読んでみてもよくわかりません(泣)
『メンター(Mentor)』は、「助言者、指導者」と訳され、自身が手本となって助言や指導をし、個人の成長や精神的なサポートする人を指す。 しかしそれは、上下関係ではなく信頼にもとづいた対等な関係である。 ▶ メンター :助言・指導する人 ▶ メンティー :助言・指導を受ける人 ▶ メンタリング:メンターがメンティーの成長を支援する指導 |
メンタリングの他にも『心理カウンセリング』、『コーチング』、『コンサルティング』等の言葉があります。なにが違うのでしょう?
方向 |
言葉 | 内容 |
(-)からゼロへ |
心理カウンセリング | クライアントの心に寄り添い、共感的に傾聴することで気づきをうながし、悩みや辛さの解消をサポートすること。 |
セラピー | 身につけた技術をつかって、心身の癒しを目指すこと。 | |
ゼロから |
ティーチング | 『指示を与え、教える』こと。新たな知識・技術などの習得ステージ。縦関係。 |
コーチング | 『自分で答えを出させるよう導く』こと。ティーチングで得た知識・技術などの活用法の習得ステージ。縦関係。 | |
OJT | 「On The Job Training」の略称。主に、業務訓練におけるティーチングとコーチングの総称。縦関係。 | |
コンサルティング | 問題や課題などに対して、専門家としての知識、経験、事例から解決策を提供する参謀的役割。メンタル面のサポートは含まず、クライアントの目標達成度は不問。 |
こうしてみると、これらの言葉には比較的はっきりとした定義があるようです。
ただ共通して言えることは、これらすべては『手段・技術』の違いを表す言葉と言えそうですね。
料理に例えると「煮る」「焼く」「蒸す」等でしょうか。
しかし、いくら明確に違いがあると言っても、コーチング中に『断固ティーチングをしない!』なんてことは無くて、現実的にクライアントの技術が未熟であれば、必要に応じてコーチがティーチングをすることだってあるでしょう。
その点、メンターは、『ビジョンの達成』を最大のミッションとして、必要とあればこれら手段の区別なく、様々な方法を取り入れてサポートしていきます。
ですので、他の言葉と同じレベリングで分けようとすると、混乱してしまうのかもしれませんね。
これを料理に例えるなら、『メンター』とは必要に応じて適切な手段を使って料理する『料理人』であり、『メンタリング』は『調理』。
そして『メンタリングと』は、どのようなメニューで食べる人(メンティー)の喜び(ビジョン)を実現するかリードすること、と置き換えられるかもしれません。