この誘導瞑想は、短い時間のなかで
小さな自分に会いに行く旅のサポート役です。

悲しいことがあったとき、
嬉しいことがあったとき、
迷った時には背中を押してくれるかもしれません。

あなたはいつでも小さな自分の味方。
小さな自分もいつでもあなたの味方です。

たいてい、
小さな自分はいくつかの不満を抱えています。

その不満を聴いてあげましょう。

誘導に合わせてイメージをしてみると、
小さな自分が話してくれますよ。

大人になったあなたは
小さな自分に教えてあげましょう。

大丈夫だよ。
よく頑張ったね。
いつでも味方だからね。

色んな想いを受け止めてあげて
小さな自分が安心するとなぜか、
大人になった自分もいつの間にか安心しているのです。

私がヒプノセラピーを初めて受けたのは、
もう１０数年前です。

当時の私は
出口の見えない迷路に迷いこんだような感覚がずっとありました。

あるいは小さな暗い箱の中で
膝を抱えてうずくまっているような…。

職場では笑顔を絶やさず、いつでも楽しそうに見える私。
けれど家に一人でいると
なぜか勝手に溢れてきて涙が止まらない。

抜け出したいけど抜け出せない。
そんな日々を過ごしていました。

20代の頃にも心療内科に通った経験がありましたが
全くすっきりしないものでした。

ところがヒプノセラピーを３回受けたら
この暗く狭く果てしなく続く迷路が、
綺麗さっぱりなくなってしまったのです。

これは衝撃でした。

どんなことをしたのかと言えば、
照明を落とした部屋のリクライニングチェアに横になり

ヒプノセラピーの先生の誘導にしたがって、
頭の中に色々とイメージしただけなんです。

ただそれだけのことなのに
涙が止まらない。

辛かったね。寂しかったね。
心の中にいた小さな自分に
話しかけて抱きしめてあげた。

ただそれだけのことなのに
どうしてこんなにも
心が満たされているんだろう。

それからは本当に、
心の中に見えていた景色がガラリと変わり

暗くて狭い迷路に居た私は
何とも不思議ですが
爽やかな風が吹く、新緑の草原に立つようになりました。

そんな体験をした私が
これまた不思議なご縁で今、
ヒプノセラピーを扱うようになりました。

効果にはもちろん個人差があります。

でも、もしも小さな自分に会いに行けたら
色々と話してみてください。

きっとその子も
あなたの事を待っています。