初めてソマティック・エナジェティクスを体験したのは2012年、マウイ島でのことでした。
それは慈愛の光に触れて、愛ではないものが出ていくような体験でした。

私は促されるままに施術台の上にうつ伏せになり、SEの創始者Dr.マイケル マクブライドからレッグチェックを受けました。
それは2012年のマウイ島、子どもたちと訪れたオーガニックファームのエンジェルトランペットの花の下でのことでした。

私は頭痛が始まったところでした。産後に骨盤がズレて、背骨はガタガタ。
自律神経が狂い始めると、ひどい頭痛で寝たきりになるようなことが度々ありました。

マイケルさんをご紹介いただいて、運よく施術を受ける流れになったのです。

マイケルさんは私の足をチェックしながら
「右足が短いな。顔を横に向けて・・・反対も」
と言い、私の腰の辺りに「コンタクト」しました。

軽いタッチから、ウェーブとともに明るい黄色の光が全身に広がるのを感じました。体のあちこちで扉が開き、自分の中から暗い影がしたたり落ちていくようでした。
この時、「慈愛の光が私に触れて、愛でないものが体から出ていった」とも感じました。

15分間で、3回から4回の「コンタクト」があり、途中で仰向けになりました。そうする中で、慢性的になっていた私の頭痛は、すぅーーっと引いていったのです。

「終わったよ」というマイケルさんの声に、私は光に満ちて目を開けました。

上空に妖精が、時計の文字盤のように丸く並んで私を見下ろしているのが見え、その中の10時の方向にいる妖精に見覚えがありました。
「あなた・・・昨日夢の中で、あなたと話したのを覚えているわ」
私は光に満ちて、ぼんやりとした頭で、夢の内容を思い出そうとしていました。

マイケルさんがそんな私を起こして、施術台の上に座らせました。そして、3.11への想いを話してくれました。
「君は日本人なんだね。僕は日本に起きた津波と原発事故に胸を痛めているよ。そのようなことの後で、日本の人々は大変なトラウマを抱えているだろう。
僕のヒーリングはトラウマにも効くよ。日本のために何かしたいと思っているんだ」

私はすぐに言いました。
「どうぞ日本に来てください。私が主催します」
Dr.マイケルの返事はYesでした。

魔法にかけられて

その日、私は子どもたちと一緒に「Sanctuary Farm」を巡りました。
そこは農薬や肥料を使わずに植物を育てている農園で、若者が世界中から学びに来ていました。子どもたちと一緒に背の高いトウモロコシの間をくぐり抜け、花に腰掛ける妖精を見たのも、この農園でした。
　
農園の主は、マイケルさんの親友でした。私は彼に、マイケルさんのヒーリングを受けて感じたことや、時計の文字盤に並んだ妖精のことを話しました。
私が声をひそめて「この農園のあちこちに妖精がいるんです」と打ち明けると、彼は「何を当たり前のことを言っているんだ」といった様子で首を振ると、「妖精たちの助けなしに、一体どうやって植物を育てるっていうんだ？」と言ったものです。

想像してみてください。妖精たちと一緒に植物を育てることができるのです。
想像してみてください。ほんの少し身体に触れるだけで、光が体の内に広がっていき、痛みから解放されることがあるのです。

そんなことが、当たり前だなんて！
私は魔法にでもかけられたのでしょうか？
それとも、不思議の国に迷い込んだアリス？

マイケルさんの出会いから１２年が経ちました。
私はソマティック・エナジェティクスの認定プラクティショナーとして皆様にセッションを提供しています。

思考、体、心、魂のつながり

SE（ソマティック・エナジェティクス）のセッションではソフトなタッチで働きかけることで
神経系をクリアにし、蘇らせます。

内なる知性（イネート・インテリジェンス）とのつながりを取り戻すにつれ、
あなたは生命に与えられた恩恵と、あなたの中に眠る才能や可能性を発見されることでしょう。
宇宙に満ちる知性（ユニバーサル・インテリジェンス）と繋がる体験もあるでしょう。

SE（ソマティック・エナジェティクス）は体と思考、心と魂の変容の技だとマイケルさんは言います。

あなたの心身をより健康な状態に導き、本来のあなたらしい自己表現を可能にする、美しい癒しの技です。