初めまして。
沖縄県で活動している
離乳食コンサルタントの上地あさかです。
私は、
乳幼児期のお子さんの食に関わる方へ
講座や個別相談などを通して
子どもの味覚や
噛む力を促す関わり方、
一人ひとりの発達に合った離乳食の進め方、
好きな食べ物が増えるための関わり方、
食べないお子さんが食べるようになるためのポイント
などを伝え、
【”食べる”は未来を作り出す力に繋がる】ことを大切にしています
離乳食コンサルタントという仕事
人生は約100年時代。
その間、欠かさず食事をする私たち。
その食習慣の土台となっているのが『離乳食』です。
乳幼児期で口にした味や食べ物の匂い、
その時の雰囲気、
聞こえた音、
優しい声、
触った感触やぬくもり、
身近にいた人の眼差し など
五感で感じたことを記憶しており
その時の経験が
”食べたい”気持ちに繋がっています。
乳幼児の子ども達の食事時間は
”お腹を満たす”ことだけでなく
食べる練習や発達の促し、
食べることの楽しみや喜び、
身近な人とのコミュニケーションの場など
いろいろな意味があります。
大人がそれを理解して関わる事で
子どもの体や心の発達の促し、
食に対してのイメージ、
健康な食生活の土台、
セルフマネジメント、
安全な食べ方、
食選力などが
身に付きます。
しかし、
いつでも情報収集できる現代、
『離乳食』で検索すると
離乳食の作り方や離乳食のアレンジの仕方、
手づかみ離乳食、作るの辞めた、BLW、…など
色々出てきますね。
また、様々な食文化が入ってきており
手軽に食べられる時代でもあります。
そんな情報にあふれ
食の迷子にならないよう、
私は、
厚生労働省『授乳・離乳支援ガイド』での離乳食の進め方と、
子どもの味覚の発達について記載された『乳幼児の食べる機能の気付きと支援』に基づき、
正しい情報と子どもが安全に食事が出来るよう、
そして子どもの発達を促し、
なおかつ、
【”食べる”は未来を作り出す力に繋がる】ということを大切にして
親御さんを含めた子どもの食に関わる方へ
丁寧にお伝えしたいと思い、活動しております。
離乳食コンサルタントを始めようと思った理由は3つあります。
まず1つめの理由です。
実は私、
保育士をしていても
母親になると子育ての悩みがありました。
その一つとして『離乳食』です。
「どんな風に進めたらいいの?」
「こんなでいいの?」
「みんなはどうしているの?」
「だれに聞いたらいいの?」
などと悩み、
健診での離乳食相談コーナーでは、
一般的な回答で解決には至らず、
なんだかモヤッとしていました。
毎日、離乳食の専門書や検索をしていた中、
「気軽に離乳食のことを相談できる人がいたらいいのに」と思ったことを今でも覚えています。
2つ目は”食の改善”です。
私には3人の子どもがいます。
しかし、3番目がなかなか宿らず悩んでいました。
そんな時、身近な方が主催する”食の安全を伝える講座”に参加し、
「食べたもので自分の体は出来ている」ということに衝撃をうけ、
そのキッカケで食の見直しを始めました。
しばらくすると、
お腹に新たな命を宿すことが出来、
また、家族の味覚や体調が少しずつ変わっていったことを目の当たりにし、
『体に良い食事の大切さ』に気が付いたのです。
3つ目の理由です。
現代の子ども達は、
”味の濃い食べ物を好む”
”甘いものを小さな頃から好む”
”丸飲みや、つめ込み食べをする”
”口がポカンと開いたまま過ごす”
”言葉の発音が不明瞭”
というような子が増えた、と保育の現場を通して感じました。
また、保護者の方々から
「どうしたらよいか?」とアドバイスを求める声も多くありました。
しかし、
保育士も、そのようなお子さんや保護者を支援していきたいという思いはあるものの、
「適切な支援方法が分からない」
「上手くアドバイスをすることができない」
「食の専門家が誰なのかが分からない」
手探りの状態で子ども達の食に関わり、悩みは解消されないという保育士の現状…。
このような保育の現場で、
子ども達に関わる専門職の方々にアドバイスをして応援をしていきたい!
そう思ったのです。
”この3つの理由を含めた人になるためにはどうしたら?”と考えていると、
子どもの味覚を育てる『和だしの離乳食』に目が留まり、
和の離乳食インストラクター講師の資格を取得。
また、”咀嚼”は離乳食期からの関わり方や体の発達が重要であることが分かり、
離乳食期の咀嚼、
それを促す体の発達も学んでいきました。
このような
離乳食への悩み、食の大切さの実感、
保育現場の子ども達と保育士の現状という経験と経緯があり、
離乳食インストラクター取得資格と
保育士という”子どもの発達の専門家”であることの経験を活かし、
”噛んで食べる”と”味覚”を離乳食から大切に育て、
子ども達の未来を作り出す力に繋がる
『未来を育む離乳食』
という、
私にしかできない離乳食コンサルタントを始めることを決意しました。
