
PROFILE
お母さん応援コーチ
小さい頃の夢は「お母さん」でした。
でも、念願が叶ってみると「お母さん」はなかなかの大仕事。
多忙を極めた夫には育児家事の協力を求めづらく、
日々の生活を回すだけで精一杯でした。
また、わが子の成長を見つめることは、
自らが辿ってきた道のりと向き合う営みでもありました。
ふとした瞬間に過去の傷が刺激され、
意図せぬ形で爆発してしまうことも。
「子育てと仕事を笑顔で両立する母」という理想像から
かけ離れていく自分を感じていました。
もう限界だと教えてくれたのは息子たちでした。
度重なる入院や登校渋りという形でSOSを出してくれました。
「私は子どもの安全基地になれていないのかもしれない。
大切なわが子を大切にできる母親になりたい。」
そう強く願った私は学びの旅に出ました。
数々の学びと実践を通してわかったことは、
全てのスタートは「安心」であり、
安心に必要なのは「繋がり」・「対話」だということ。
そこにはちょっとしたコツがあること。
そして、安心や幸せは伝播していくということ。
自分の内側を見つめながら語り、相手の話に耳を傾ける過程が、
私に安らぎと落ち着きをもたらしてくれました。
ネガティブな感情を受け入れられるようになり、
欠けているところよりも既にあるものに目を向けて
感謝できるようになり、
忍耐や根性で乗り切るのではなく、
選択と工夫でトライできるようになってきました。
内側に安心の土台が育まれてくると、
その安らぎの感覚は外側にも広がっていきました。
今、わが子との関係性のみならず、夫、両親、友人等
あらゆる関係性が心地良く循環しています。
そして、私がやりたいことはやはりお母さんであり、
お母さんをさせてもらえて心から幸せだと感じています。
いつからでもやり直せると思っています。
世代間連鎖も望ましい方向に紡ぎ直していけます。
頑張り過ぎている「お母さん」がご自身を大切にして
穏やかな気持ちで子育てや仕事に向かえるように、
お母さんの安らかさ、幸せが子どもたちにも広がるように、
お隣で景色を分かち合っていけたら嬉しいです。
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