やりたいことを叶える人生にしていきたい。
そう思う人はたくさんいると思います。
しかし、「やりたいことを叶える人生にするにはどうしたらいいのか？」って、学校では教えてはくれません。
なんとなくみんなの流れに乗って、進学し、なんとなく状況や周りの意見を取り入れながら就職して。
でも、実際に社会で仕事をしていくと、「これが本当に自分が人生をかけてやるべきことなのだろうか？」という疑問がむくむくと湧き上がってくることもあると思います。

一度しかない人生。
どうせなら自分のやりたいことをして生きたい！

でも、そんなことは現実的ではないかも？
考え方が甘いのかも？
ただのわがまま？

周りの意見やアドバイスを取り入れながら、優等生的な生き方をしてきてしまった人ほどそんな悩みのパラドックスにハマってしまうことがあります。
やりたいことがあるけれど、周りの意見「それでは食べていけない」「こっちの方がつぶしが効く」というような一見もっともらしい人からの意見を自分の「やりたい」という気持ちよりも優先してしまう。
振り返るとそんな選択ばかりを繰り返してしまい、どこか自分の人生なのに、自分が透明人間になってしまっているような感覚。

自分が何がしたいのかが良くわからない。
自分の夢が何なのか本当はわからない。

その感覚は、気づかないうちに自分の内側で積み重なっていたりします。

実はわたし自身こそが、自分の思いより人の意見を採用してきて、本当の自分の気持ちが良くわからなかった経験があります。
昔、わたしは音楽が大好きで、音楽の道に進みたいと思っていました。
しかし、親から反対され、音楽では食べていけないかもと思って諦めてしまいました。
親からは好きでもないけれど何故か出来てしまう書道を頑張ってみたらと言われたのです。
進められた通りにやっていくうちに大会で賞を取ったりしたり実績が出るようにはなりました。
しかし、それにもかかわらず、心がついて行けずに最終的には筆を折ってしまったのです。

人の意見を受け入れる人生。
人をサポートする役割が何故か回ってきてしまう人生。
無意識だけれどそんな役割が巡ってくる人生でした。
しかし、そんな中である日突然わたしは電車に乗ることが出来なくなったのです。
今まで人を支える側として、ある意味一人でがんばって来たわたしは、人の手を借りないと電車に乗れないという状況になったのでした。

その体験の中で感じたことは、「一人では難しくても、一緒なら出来る」ということってたくさんあるということ。
一人で覚悟を決めて、責任を背負って行くことは勇気がなくて出来ない。
しかし、誰かと一緒なら出来る。
わたしが自力で電車に乗れなくなって３０年が経ちます。
正直、もうあきらめてもいいかな？と思っていました。
でも、心理学やコーチングを学ぶうちに、「誰かと一緒に出来るなら、力を借りてチャレンジしてみよう」と思えるようになったのです。

つい自分の意見よりも人のアドバイスに沿った選択をしてしまう。
自分らしさが見えなくなって、まるで自分が透明人間のような感じに思える。
そんな風に漠然と感じている人は、実はたくさんいるかもしれません。
自分の人生なのに、どこか自分不在の人生になってしまっている。
わたしは、真面目で、優しくて、親切な人が陥るパラドックス（自分不在の人生）から出る方法を一緒に見つけて、夢を叶える人生を後押ししたいと思っています。

人を優先してきた人生
人を支えて来た人生

それはそれで素晴らしい人生の一ページです。
しかし、あらゆる人間関係の根本である「あなた」自身との関わり方を変えて行きませんか？

誰よりもまず、「あなた」の思いを聞いてあげる。
誰よりもまず、「あなた」の夢を聴いてあげる。

自分と良い人間関係を作っていけたら、それ以外の人との人間関係も良い方向に変わって行きます。
まず、自分。

わたしってこんな人だったんだ。
わたしの好きってこれだったんだ。
わたしの夢はこれかもしれない。

そうやって自分を知って、
自分を受け入れることで
自分の夢や、人生の目的に近づいていくことが出来ます。

一人では勇気が出ないけれど、誰かと一緒なら前に進めそう。

そんなあなたと出会い、お話しできる機会を持てることを楽しみにしています。