大学卒業後、航空会社に客室乗務員として勤務。やりがいを感じていたが、結婚を機に退職。専業主婦になる。夫が多忙だったため、家事・育児・雑務はすべてワンオペ。それを自分の役割だと思い、淡々と暮らしていました。

 そんな自分に疑問を感じたのは長女が大学受験の時。私は４４歳でした。受験勉強を頑張っている娘のために、なるべく家にいて、おいしく温かいご飯を必要な時に出してあげるのが母親の務めと思っていました。けれど、ある日帰宅した娘の一言。

 「ママ、暇そうだね。」

 笑顔も引きつりました。

 私、何か間違っているんじゃないかしら…。

 これまで「家族のため」という名目で何事もやってきたけれど、本当に家族のためになっていたのかしら？そもそも私っていう存在は何～？とグルグルしてしまったのです。

 そこから１０年間、私の迷走が始まります。

 何かを変えなければ！と、手当たり次第に習い事や資格修得にも励みましたし、人との関わりを大切に思っていましたので、交流会を主催したり、ボランティア活動にも精力的に携わりました。

 しかし、今度は忙しくしすぎたのか、体調を崩して入院。

 これが、もう一度自分を見つめなおす良い機会となりました。

 只々目的も定かでなく、行き当たりばったりで活動してきた１０年間を振り返ると「本当の自分は何をやりたいのか」の視点が欠けていることに気づいたのです。

 そんな時に偶然に出会ったのが、

 弘法大師空海が１２００年前に日本に伝えたと言われる宿曜占星術でした。

 気楽に鑑定を受けたところ、自分でも気づかなかった自らの本質を見事に的中されたのです。

 まずは自分に生かそうと思って学び始めたにすぎなかったのですが、その奥深さにすっかり魅了され、現在に至ります。

 かつて自分がそうであったように、

 「自分らしく輝く人生を手に入れたい」と思っていらっしゃる方に、宿曜を使ったカウンセリング鑑定を行っています。