今回ピックアップした本は
最も実践的と呼ばれる古典になります。

それが「孫子の兵法」として有名な
人類最高の叡智とも評される古典『孫子』です。

実はこの孫子は

論語を著した孔子

や

無為自然を説いた老子

といったビッグネームと
同じ時代に書かれた書物で

内容としては
極めて実践的かつ具体的な

戦争論

になります。

『孫子』が書かれた春秋時代の中国は
２００以上もの国が覇を競った戦国の世。

そこで

・どうすれば生き残れるのか？

・どうすれば勝つ可能性を高められるのか？

・どうすれば負けないでいられるのか？

という当時の時代を生きた人にとって切実で
名実ともに人生そのものが賭けられた
究極の問いに対して

目を背けることなく徹底的に向き合い
追究し尽くした結果として残された
人類の叡智がこの『孫子』なのです。

でも、なぜ、今、そんな

戦争論について学ぶべきなのか？

という疑問が沸いてくるかも知れませんが

その理由は音声のなかでたっぷりと
説明していますのでここでは詳細を省きますが

ひと言で言ってしまえば、

今のコロナ禍を生き延びるため

の実践的なヒントが満載だからです。

日本でもいよいよコロナ第２波が
全国的に広がりを見せていますが

個人的にはようやく本格的に
新しいコロナ時代の前提となる

物理的な人の移動があまりなくても
持続可能な社会へのシフトが
はじまったなと感じています。

そんな既存の社会構造が
前提から崩れていく今の世は

乱世そのもの

と言えます。

そんな乱世とも言うべき
この令和のコロナ時代にあっては

安定した泰平の世の常識は
一切通用しません。

でも、私たちはそんな安定の時代の常識を
ずっと抱えてこれまで生きてきました。

その常識を書き換えるにはどうしたいいのか？

その答えがこの『孫子』にあるのです。

今回、この『孫子』を取り上げた理由は
まさにここにあります。

もう、過去の常識は通用しなくなりはじめました。

そして乱世へと本格的に突入していくことが
ほぼ確定した今だからこそ

乱世を生き延びるための人類最高峰の叡智
と謳われる『孫子』にこそ、今学ぶべきだと
私は思うのです。

そんな『孫子』のエッセンスに触れて
このコロナ禍を生き抜くのみならず

新しいコロナ時代を豊かに生きていくための
ヒントにして頂けたらとても嬉しく思います。

★★★★★★★お届け内容★★★★★★★

・解説音声：２時間１１分４０秒（mp3）
・資料：マインドマップ（PDF）

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