鬼門封じ とは
鬼門とは、北東・艮(うしとら)の方角のことを指します。陰陽道では、「鬼の門」という字のごとく、鬼が出入りするとされ、忌むべき方位です。鬼門(北東)が凶相になっていると、家族や親戚、不動産、相続、財産などに関する災いが起きやすくなるとされています。そういった邪氣を防ぐために「鬼門封じ」をする必要があると伝えられてきました。
観導風水 とは
『観導風水』は、平安時代から陰陽師に伝わる風水・家相を紐解き、現代の住宅事情に合うよう再編成した独自の学問です。
下向きに流れている「氣の流れ」を上方修正し、不浄を防ぐために鬼門を封じることが要となるため、鬼門封じとなる「銀猿」は《観導風水》の中でも最も重要なアイテムの一つとなります。
鬼門封じにおける銀猿のお役目
陰陽師流の風水では、特に魑魅魍魎たちが現れる「鬼門」を重視しています。鬼門は東北の「艮(うしとら)」と言われる方角であり、それを相殺する役目として、対極の「申(さる)」が用いられます。実際に京都御所や日光東照宮なども鬼門封鎖の猿(申)が置かれていて、特にドラキュラなども苦手な〝銀〟は、〝金に艮〟と書くため、鬼門封じの効果を更に高めると言われています。
陰陽師の末裔による御札「鎮鬼怪不侵符」(ちんきかいふしんふ)
銀猿とともに「鎮鬼怪不侵符」の霊符を置くことで、鬼を鎮め、鬼門から魑魅魍魎が侵入するのを防ぎます。霊符は360日で効果が薄れてくると言われているので、約1年に一度、変えていただくことをおすすめします。(御札のみで販売をしております)