新型コロナウィルスの話題は、変異体、ワクチン、 大都市の自粛がなかなか解除されないなど、 なかなか収束を見せません。
一方で、 これまで動くことのなかった大きなものー社会的な制度や働き方、 生き方ーが見直され、変化のチャンスを迎えています。
2020年4月からは、社会全体として、 子どもたちや家族と家で過ごす時間が増えましたね。
うちの子ども達がまだ小学校年齢で、 ホームスクーリングをしていた頃、母は私に言いました。
「子どもがずっと家にいるなんて、私なら気が狂っちゃうわ! あなた、よく平気でいるわね」って。
私が平気で居られたのは、方針を持っていたからだと思います。
私は子育てを通してサドベリー・バレー・ スクールに出会いました。
カリキュラムもテストも、クラス分けもない、自由と自治の学校。
そこは本当に学校なのだろうか、と、 目を疑うような光景がありました。
全く新しい視点から見えてきた、人間の成長、 発達と既存の学校制度の乖離。
「人間にはこんなにも大きな可能性が残されている!」
と、感動したことでもありました。
2006年から2010年にかけて、私は幸運にも、 国内外の研修を受けることができました。
サドベリー教育に学んだ、子どもとの、そして自分自身との、「 信頼と尊重のコミニケーション」の様子が、 私の心に生きています。
世界的なスピリチュアルリーダーで、作家のアラン・ コーエンさんが、「 スピリットを大切に育む教育が世界に3つある。 シュタイナー教育サドベリー教育モンテッソーリ教育だ」と、 お話ししてくれたことがありました。
私はサドベリー・バレー・スクールの理念と実践を学び、 ここ日本でサドベリースクールの立ち上げにも関わりました。 母親でスタッフで、スクールの立ち上げメンバーでした。
しかし、 私がサドベリースクールの現場を離れてもう10年近くなります。
現在のような日本の社会的な状況の中、 子どもたちを自分たちの立ち上げたオルタナティヴなスモールスク ールに通わせ続けるのは大変なことでした。
それでも。
子どもの学びと成長の場として、 オルタナティブな学校を選択することができないとしても、 親である私たちが学んだ事は暮らしの隅々で生きています。
先人の試行錯誤と、たどり着いた境地を光として、 私たちはこの暮らしを心豊かなものにすることができます。
家での子どもとの過ごし方にストレスを感じている方、 模索している方。
学校で過ごす時間を息苦しく感じている方
教育学を学ぶ学生として関心のある方
サドベリー・バレー・スクールの理念と教育実践に学び、「 おうちサドベリー」してみませんか?
Contents①:テキストとして、 下記書籍の内容を分割してお送りします。
『信頼と尊重のコミュニケーション ~サドベリー教育が教えてくれたこと~ 』
著/きむらゆき
一気読みや予習をしたい方、電子書籍もどうぞ https://amzn.to/2L9OWh8
Contents②:著者自らがテキストの内容について語った、 15分前後の動画を配信します。
その他Contentsについて:
このステップメールは2021年5月5日にリリースされました。
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