18_ndqwn2q0ownlyjkym

安藤

美紀公式メルマガ

こんにちは、安藤美紀(みきてぃ)です。

前回は、弟を失いどん底にいた私を救ってくれた、友達のひとことについてお話ししました。

今日は、その続き。

私の人生のなかでも、大きな転機となった「元夫との復縁」についてお話しします。

弟を亡くして、心を閉ざしていた私。

誰に対しても厚い壁を作り、

「私の気持ちなんか分かるはずない」

と、誰にも心を開けなかった。

でも、なぜか元夫にだけは心を開けました。

彼の前でだけは、泣くことができたんです。

その頃、我が家には姪っ子(弟の娘)がいました。

父を亡くし、家に帰れず行き場をなくしていた姪っ子。

そして目の前にいる元夫は、命がいつ尽きてもおかしくないほどの闘病中。

そんな現実の中で、私たちは話し合いました。

「子どもにとって父親はひとりだけや。

やり直そうか。」

再び家族として歩むことを、私たちは選びました。

でも、人生はそんなに甘くありませんでした。

弟に貸していた家が戻り、ローンの支払いがのしかかる。

離婚してる時の闘病の治療費はリボ払いで積み上がり、その返済…

私の収入はほとんどがローンと生活費と治療費に教育費へ。

「どうしてこんなに苦しいことばかり続くんだろう」

何度も何度も、心が折れそうになりました。

追い込むように働き、倒れては入院を繰り返す日々。

まるで「身体を大事にしなさい」と、人生に突きつけられているようでした。

そして、決定的なことが起こりました。

仕事は営業から新人育成に変わり、大好きだった「お客様に寄り添う仕事」から離れてしまった。

気づけば娘たちに愚痴ばかりをこぼす母親になっていたのです。

そんな私に、娘が言いました。

「今までのママはかっこよかった。

憧れやったし、自慢やった。

でも今のママは、かっこよくもないし、憧れでも自慢でもない。

ママには、ママの好きなことをしててほしい。」

…その言葉は、心を突き刺しました。

その場で崩れ落ちるくらいの衝撃でした。

でも、その瞬間から。

私は初めて「自分と向き合う」ことを決意しました。

次回は、その向き合いから私の人生がどう変わり始めたのか──

そして「自分を愛する」というテーマに出会うまでをお話しします。

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。

あなたの大切な時間を、私の物語に使ってくださったことに、心から感謝します。

安藤美紀(みきてぃ)



読者登録フォーム

苗字必須
名前必須
メールアドレス必須
ご紹介者(複数可)

配信停止はメールのリンクをクリックするだけでいつでも可能です。

rs18