受付は11月14日(金)17:00で終了しました。
このような方におすすめ
医療・心理・看護・福祉・産業保健など、人の支援に関わる方| うつ・不安・トラウマなど「支援が難しいケース」に直面している方
期待できる効果
困難事例への具体的な支援のヒントが得られる|「なぜ支援が難しいのか」が記憶とトラウマの視点から理解できる|支援職としての自信と安心感が深まる
こんなお悩みありませんか?
✓ うつ病や不安症で支援している方の症状が改善せず、理由が分からない
✓ 感情の起伏が激しいクライエントへの対応に迷っている
✓ トラウマの影響を疑うが、聞き方・関わり方が分からない
✓ 復職支援や職場の人間関係で同じ問題が繰り返される
✓ 理論は学んだが、現場での活かし方に自信が持てない
満席➡増席しました!
2025年1月・2月にAS特性をテーマに講義いただき、
大好評だった精神科の名医・山内直人先生。
その山内先生を再びお迎えし、
今回はトラウマ・インフォームドケアの本質に迫り、
支援の新しい視点を探る全2回の特別セミナーを開催します。
【 セミナー概要 】
治りにくいうつ病や不安障害、アルコール依存、評価への過敏さ、自傷行為、被害的・攻撃的な振る舞いの背景には、虐待やいじめなどの小児期逆境的体験(Adverse Childhood Experiences;ACEs)やそれによる複雑性PTSDが潜んでいることが少なくありません。
これらは成人後の感情コントロールや対人関係にも影響を及ぼします。
さらに、ACEsは精神的健康だけでなく、心血管疾患や代謝性疾患などの身体面の健康にも影響を与えることがわかってきました。
ところが、援助の現場では、当事者が最初から過去のつらい体験を語ることはまずありません。
だからこそ援助者が幼少期のトラウマの影響を見出し、彼らの生きづらさを軽減することを目的に援助する「トラウマ・インフォームドケア(トラウマとその対処に関する知識を念頭においたケア)」が広い分野で求められます。
本セミナーでは、まず、PTSD(Post Traumatic Stress Disorder;心的外傷後ストレス障害)に関連する記憶とその消去についての科学的研究についてお話しします。
また、ACEsが心理的に及ぼす影響と脳に及ぼす影響を解説します。
続いて、PTSDや複雑性PTSDに対して有効性が示されているいくつかの治療法について、どのような治療理論に基づいてどのような関与を行っているかを概観します。
そして、目指すべき方向性と、それに向けた援助、注意しなければいけないことをまとめます。
その上で、専門的な治療の場ではなく、日常的な看護やカウンセリングの場面での実践につなげます。
どのような場合にトラウマの影響を疑うのか、それをどう聞くのか、どのような援助が可能なのか、注意すべきことは何なのかについて考えていきます。
※本セミナーの対象は成人であり、子どもに関する治療内容は含まれません。
【 セミナーの要点 】
◆ 記憶とその消去に関する科学的研究のポイント
◆ ACEsが心理・脳機能に及ぼす影響の理解
◆ PTSD/複雑性PTSDの有効な治療法の概観
◆ 臨床以外の現場で活かせる支援のポイント
ACEs、PTSD・複雑性PTSDとは?
● ACEs(Adverse Childhood Experiences:逆境的小児期体験)とは
幼少期に経験する 虐待・いじめ・家庭不和・貧困 などのつらい体験を指します。
これらの経験は、大人になってからの 心身の健康・人間関係・ストレス耐性 に大きく影響することが分かっています。
● PTSD(Post Traumatic Stress Disorder;心的外傷後ストレス障害)とは
事故・災害・暴力などの強いショック体験をきっかけに、時間が経っても 恐怖や不安が繰り返しよみがえる症状 が続く状態です。
睡眠障害・フラッシュバック・過覚醒などが起こり、日常生活や対人関係に大きな支障をきたすことがあります。
● 複雑性PTSD(Complex Post Traumatic Stress Disorder;C-PTSD)とは
幼少期の虐待や長期的ないじめ、DV(家庭内暴力)など、繰り返し・持続的にトラウマ体験を受けることで生じる症状を指します。
一般的なPTSDの症状に加えて、自己否定感・感情のコントロール困難・対人関係の不安定さといった特徴が現れやすいのが特徴です。
このセミナーで得られる3つのポイント
1. 難しいケースの「背景」がわかる:
記憶とトラウマの科学から、改善しにくさの理由を理解。
2. 支援の「具体的ヒント」が増える:
有効な治療法や日常支援のアプローチを明日から活用。
3. 支援職としての「自信」が深まる:
判断の軸が明確になり、安心して関われるように。
受講するとこんな変化があるかも?!
🌀 Before
× なぜ改善しないのか分からず
対応が場当たり的になる
× トラウマが関係している気がしても
聞き方に迷う
× 困難事例を前に自信が持てない
🌈 After
〇 改善しない理由を
科学的に説明できる
〇 トラウマ・インフォームドの視点で
配慮と関わりができる
〇 支援の引き出しが増え
自信を持って臨める
こんな方におすすめです!
✓ うつ・不安の支援が改善につながらず悩む専門職
✓ 感情コントロールが難しいクライエントへの関わりに迷う支援者
✓ トラウマ・インフォームドケアを現場で活かしたい方
✓ 復職支援や職場のメンタルヘルスに関わる産業保健スタッフ・人事労務
✓ 研究と臨床をつなぐ実践知を学びたい医療・心理職
講師プロフィール
山内直人 医師
医療法人社団爽風会 心の風クリニック千葉 医師
医学博士|精神保健指定医|産業医(日本医師会認定)|日本専門医機構認定精神科専門医・日本精神神経学会精神科専門医制度指導医
1984年千葉大学医学部卒業。
千葉大学精神科神経科講師、心和会八千代病院臨床担当副院長を経て、心の風クリニック千葉院長に就任。
現在は、院長を退任し、復職支援デイケア(リワーク)担当医師として勤務。
独立行政法人労働者健康安全機構千葉産業保健総合支援センター 産業保健相談員。
山内先生は12年以上にわたりリワーク支援を担当し、日々、多様なバックグラウンドを持つ方々の職場適応や生活の質向上に向けたサポートを続けていらっしゃり、実践に基づいた知見と豊富な経験をお持ちです。
2025年1月&2月に山内先生にご登壇頂いたセミナーの様子はこちらからご覧いただけます
↓↓↓
📚 参考図書 📚
本セミナーの理解を深めるために、山内先生おすすめの書籍をご紹介します。
②『身体はトラウマを記録する』 ベッセル・ヴァン・デア・コーク 紀伊國屋書店
③『発達性トラウマ障害と複雑性PTSDの治療』 杉山登志郎 誠信書房
④『児童期虐待を生き延びた人々の治療』 メリレーヌ・クロアトル他 星和書店
⑤『レジリエンスを育む』 キャッシー・L・ケイン他 岩崎学術出版社
⑥『「悪い私」はいない』 リチャード・C・シュワルツ 日本能率協会マネジメントセンター
◆ 開催概要 ◆
【プログラム】
●第1回|記憶の科学とつらい記憶を抱える人への援助(前編)
2025年11月15日(土)10:00~12:30
●第2回|記憶の科学とつらい記憶を抱える人への援助(後編)
2025年12月6日(土)10:00~12:30
※両日ともに質疑応答の時間をたっぷり設定します
※開催後、1ヶ月間アーカイブ視聴いただけます
【会場】
オンライン(ZOOM)
【受講料】
◆ 定価 11,000円(税込)
◆ LMTコミュニティ割引 9,900円(税込)
※いずれも2回分の受講料
【定員】
50名
よくある質問
Q. 参加資格はありますか?
A. 特に参加資格はありません。初めての方も大歓迎です!
Q. 子どものケースについても学べますか?
A. 本セミナーは成人を対象とした内容です。子どもに関する治療については扱いません。
Q. アーカイブ視聴はできますか?
A. はい、可能です。アーカイブはセミナー後、1か月間ご視聴いただけます。
Q. キャンセルはできますか?
A. アーカイブ配信があるため、お申し込み後のキャンセルはお受けできません。
開催要項
| 開催日時 |
2025年11月15日(土)
開場 9:50
開始 10:00 終了 12:30 |
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第2回『記憶の科学とつらい記憶を抱える人への援助』
2025/12/ 6(土) 10:00
~ 12:30
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| 場所 |
Zoom |
| 参加費 |
【定価】受講料(全2回)
11,000 円
【LMTコミュニティメンバー割引】受講料(全2回)
9,900 円
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| キャンセルポリシー |
本セミナーは、アーカイブ配信をご提供するため、お申し込み後のキャンセルはお受けできません。 お申し込みいただいた方には、セミナー終了後にアーカイブ動画を視聴できるリンクをお送りいたしますので、当日参加が難しい場合でもご安心ください。 アーカイブは1か月間ご視聴いただけます。 |
| お支払方法 |
銀行振込 |
| 定員 |
50 名 【残 1 席】 |
| 申込受付期間 |
2025/8/19(火) 15:36 ~ 2025/11/14(金) 17:00まで |
| 主催者 |
上谷実礼 |
| お問い合わせ先 | 上谷実礼 |
| お問い合わせ先電話番号 | |
| お問い合わせ先メールアドレス | lesson@humanhappiness.co.jp |







