一緒に平和について祈り、伝筆をしませんか?
2018年9月6日3時7分。
私は、子どものテスト勉強のために、夜中にも関わらず起きていました。
今までに経験したことのない揺れにびっくり。
私の部屋は大きな本棚があり、物で溢れているために、
これが倒れてきたら、大怪我をする可能性がありました。
子どもを抱えて、身を守りました。
幸いにも揺れの方向が本棚などのある方向ではなかったため、
大変なことにはなりませんでした。
ほっとしたのも束の間。
程なく停電になりました。
しょうがなく、明るくなるまで眠ることにしました。
朝になり、大きな地震で大変な被害が起きたことを知ります。
私の住んでいる地域は震源の近くではなかったので、
大きな被害はありませんでした。
ですが、停電と断水で過ごした2日間。
留萌郡小平町で初めて開催する伝筆初級セミナーのために
ガソリンが給油できるスタンドを探して、
札幌の街中を走り回ったのも
思い出深いです。
札幌で一緒に伝筆講師になり、
毎年のように一緒に活動してきた山本敦子さんのご実家と会社が
被害の大きかったむかわ町にあります。
私も毎年、ししゃもが採れる時期に連れて行ってもらっていました。
ご実家にも何回も伺ったことがあります。
そのご実家の状況。
むかわ町の写真を見せもらった時に、
本当に衝撃を受けました。

「伝筆を見て元気になりたい」という敦子さんの一言から、
私たちのみならず、生徒さんたち、そして北海道以外の先生からも
たくさんの伝筆応援メッセージをいただきました。
当初は災害本部、郵便局などに飾られ、
見る人を元気にしてくれた伝筆の数々。
去年、寄付のためにむかわ町に伺った時にも、
まだむかわ町庁舎内に飾られていました。

2016年9月に平取町で開催する予定だった
伝筆キャラバンフィナーレは、
地震のため11月31日〜12月2日に延期しました。
その時行われた伝筆協会代表 侑季蒼葉先生の講習会には、
むかわ町から被災された方々も参加してくれました。

翌12月3日には、私と布浦二充江さんの二人で、
むかわ町の仮設住宅の集会所に行き、
仮設住宅にお住まいのみなさんに伝筆で癒されてもらいました。

みなさんのお話をお伺いしていると、
本当に大変なんだとしみじみ思えました。
そして、そんな究極の中でも、
温かい人と人とのつながりがあって
それが生きる糧になっていることを感じました。
喜んでもらいたいと思って行ったけれど、
私の方がたくさんのギフトをいただいた、
そんな気がしました。
とはいえ、復興にはまだまだ時間がかかることを
肌で感じました。
私たちにできることはなんだろう?
これからもできることを続けていきたい。
そんなふうに思いました。
一昨年は、3つのチャリティー講座を行う中で、
集まった支援を寄付することにしました。
9月6日祈りの伝筆。

10月17日「ありがとう」ハガキ伝筆講座&ミニ絵本セラピー®︎

10月19日あの人への思いを描く〜〜文章にチャレンジ〜〜

みなさんのおかげさまで、
合計で383,238円を寄付させていただきました。

1年以上経っていても、まだまだ復興途中のむかわ町。
ご縁がある私たちは、これからも支援を続けていこうと改めて思いました。
ですが、昨年は状況が一変しました。
去年の11月には思いもよらなかった、
新型コロナウィルス の感染拡大。
また、3蜜を避けるために、大人数のイベントが中止になりました。
この状況の中で、去年と同じようなイベントを開催するのは、
ちょっと難しいのではないか?
でも、細々でも毎年続けていくことが大切ではないだろうか。
そんなふうに考えました。
そこで、伝筆協会のチャリティー講座、
祈りの伝筆だけを開催することにしました。
思いもかけず、たくさんの賛同をいただきました。
札幌会場及びオンラインでの参加者さんが29名。
その他、支援していただいた方もいらっしゃいました。
結果、159,573円が集まりました。
10月22日、伝筆協会及び、他地域の伝筆講師のみなさんからの寄付を合わせて、236,194円をむかわ町に寄付させていただきました。
今年は、9月6日に開催することができませんでした。
しかし、やはり北海道胆振東部地震を忘れたくない。
今年も思い出し、今でも大変な思いをしている方に何かしたい。
そんなふうに考えました。
そこで、11月23日に祈りの伝筆を開催することにしました。
伝筆協会代表 侑季蒼葉先生のブログにわかりやすく書いていますので、転載します。
人を想い、そして、祈り、書写する。
・書道すること
・祈ること
この2つは、人の波動を上げる行為である、と、波動について詳しい先生からお聞きしたことがあります。
ひとりの方が、一筆されることで、その人の心が整い、場が整い、場の波動があがります。
わたしは、目に見えないエネルギーは、存在すると思っています。
物事を分け、自分さえよければいいという精神ではなく、この世に起きている震災や貧困など、様々な悲しいできごとに想いを寄せ、そして、まだ見ぬ次世代への子どもたちと自分をつなぐ時間を持つ。
そんな時間を少しでも日常生活に取り入れることができたら、たとえ、ひとつひとつのエネルギーは弱くて小さくても、エネルギーを清まり、それが、家族、友人に波紋し、地域を越えて、世界中へ波紋し、、、なにか社会のお役に立てるのでは。
そんな想いから、伝筆協会では、「祈りの伝筆」チャリティー企画を、伝筆先生と共に、全国で開催させていただいています。
祈りの伝筆は、2016年4月14日に起こった熊本の震災がきっかけで始まりました。
当時、地震の大変さを報道で知ったにも関わらず、「なにもできない・・」という自分の無力さへいらだちを感じた侑季先生。
そんなとき、恩師からすすめられた「祝詞 百体清浄太祓」を描くことで、
不安や虚しさや、落ち着かない感覚もゆるみ始めていくのを感じたそうです。
そんな侑季先生の経験から始まった祈りの伝筆。
チャリティーイベントとして2016年5月15日に初開催しました。
日頃思い出さない無くなった方を思い出しました、と、涙される方もいらっしゃったそうです、
描く中で、みなさんがいろんな思いを感じられた3時間。
いつまた、どこかの地で大きな地震がおこらないとは限りません。
そんな中で、わたしたちができることのひとつは 「祈る」こと、そして、「心を整える」こと。
まだまだ、各地の復興には時間がかかります。
そこで、全国にいる伝筆先生と共に、「祈りの伝筆」をチャリティーイベントとして、継続することにしました。
それが、「祈りの伝筆」のはじまりです。
一昨年の9月6日は私、伊賀明美が講師、
去年は布浦二充江さんが講師をしました。
今年は、木下由貴さんが講師を務めさせていただきます。

木下さんは、2019年5月に伝筆講師になりました。
本業が忙しい中、イベントなどで伝筆協会の活動にも積極的に参加してくれています。
「コミュニケーションが苦手」とご本人は言っていますが、誠実な人柄で、会うとこちらが癒されます。
今年は、北海道の伝筆先生のリーダーになってくれている責任感の厚い方でもあります。
講師としての活動はされていませんが、みなさんに気を配って楽しい講座をしてくれると思います。
木下由貴さんからのメッセージです。
伝筆のインパクトと温かさに魅力を感じて、伝筆講師になりました。
自身の癖字が強く、コンプレックスでしたが、伝筆を描くようになり、気にならなくなったのがとても嬉しく思っています。
本業が忙しいため、これまで、講師として活躍の機会はありませんが‥
はがきやメッセージ描くのが大好きになりました。
日々の仕事をしながら
ゆっくり、まったり、ほっこり出来る伝筆時間を過ごしています。
今回は、北海道人として、
一人ではなく、皆様と同じ時間の中で、心穏やかになれる時を過ごす事が出来ると嬉しいです(^^)
そして、それが、何処かの
役に立つなら、もっと嬉しい(^^)と思っています。
私とは違う「祈りとは?」「伝筆とは?」
「北海道胆振東部地震への想い」など、
素敵なお話を聞くこともできると思います。
去年、一昨年と同じく、札幌での対面とオンラインZOOMでの同時開催をします。
札幌の会場では、3蜜にならないように、余裕のある会場を押さえました。
また、オンラインでも参加いただけるので、北海道中、いや全国、全世界からもご参加いただけます。
祈りの伝筆は、あらかじめある見本を写していく形ですので、
伝筆を学んだことのない方でもご参加いただけます。
書いていくうちに、
なんとなく伝筆の文字がわかるようになっていくのも面白いところです。
みなさまから頂いた参加費は、必要経費を除いた全額をむかわ町へ寄付させていただきます。
対象者 このイベントに参加してほしい方
- 1 北海道胆振東部地震に被災された方を支援したいと思っている方
- 2 心を落ち着けたい方
- 3 平和、祈りについて考えるきっかけがほしい方
- 4 みなさんと一緒に伝筆をしたい方
チャリティー講座 祈りの伝筆
【日時】
2021年11月23日(火・祝)13時30分〜16時00分
【場所】
札幌会場もしくは、オンライン
●札幌会場●
カナモトホール
(札幌市中央区北1条西1丁目)
※13時から開場します※
【講師】
木下由貴(一般社団法人伝筆協会認定講師)
【対象者】
どなたでもご参加いただけます
伝筆経験は問いません。
【参加費】
初めての参加の方 5500円
再参加の方 2200円
(再参加の方は、前回の祈りの伝筆の見本をお持ちください。
見本がない場合は、初回の参加となります。)
必要経費を除き、全額をむかわ町へ寄付します。
ぜひ、楽しみながら、胆振東部地震をきっかけに平和について考えてみませんか?
開催要項
開催日時 |
2021年11月23日(火)
開場 13:00
開始 13:30 終了 16:00 |
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場所 |
カナモトホール(札幌市民ホール)第5会議室 北海道 札幌市中央区北1条西1丁目 |
参加費 |
チャリティー祈りの伝筆初回参加費
5,500 円
チャリティー祈りの伝筆再参加費
2,200 円
チャリティー祈りの伝筆再参加費(見本必要な方)
5,500 円
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キャンセルポリシー |
お申し込みより8日以内に、銀行振り込みもしくは、クレジットカードでお支払いください。
初回参加費5,500円 再参加費2,200円 再参加(見本が必要な方)5,500円 |
お支払方法 |
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定員 |
50 名 【満員御礼】 |
申込受付期間 |
2021/10/12(火) 15:45 ~ 2021/11/23(火) 13:00まで |
主催者 |
伊賀 明美 |
お問い合わせ先 | 伊賀 明美 |
お問い合わせ先電話番号 | |
お問い合わせ先メールアドレス | minmay.akemi@reservestock.jp |