26歳で結婚してから、あかちゃんが授かるのを、ずっと待ちつづけていました。

もともと生理不順があって、西洋医学をまなんでいたので

あたりまえのように、すぐに婦人科にいきました。

でも、数年、治療にかよっても、あかちゃんは授かりませんでした。

なにかがおかしい・・・

自分の体は、

先生のいうようには、

本にかいてあるようには

反応しない

それまでの治療をくりかえしたところで、

うまくいくような気はしませんでした。

そして、あかちゃんが欲しい人むけの雑誌の

漢方の特集にきょうみをひかれました。

たしかに、自分は冷え症だ・・・

それは自覚していたので

近所の漢方の先生のクリニックを受診してみました。

そして、漢方を処方してもらったら

2週間後には、顔色がだいぶよくなっていました。

とても体がラクになったのです。

そのうち、西洋医学の治療にも反応しやすくなりました。

あかちゃんが授かるには、数年かかりましたが、

それでも、あのとき、漢方にであわわなければ

あかちゃんがさずかることはなかったでしょう。

脂っこいものを食べたりしてお腹がいたかったときも

漢方は私を助けてくれました。

風邪をひいたあと、咳がのこることも、

そのうち、なくなっていきました。

子どもが授かってからは、

子どもの風邪を世話するのにも役立ちました。

使い方をマスターするごとに、

喘息に発展したり中耳炎になったりすることも、なくなっていきました。

打撲などのケガも、漢方をつかうと

キレイに治ることが多いです。

それから、コロナ禍でのこと。

私がわりとゆったり対応していたのを

まわりの方には、ヘンだと思われていたようでした。

漢方をはじめとした代替療法を信じて安心していたからなのですが。

ただし、私はやみくもに信じているわけではありません。

たとえば、

大正時代のスペイン風邪の大流行のとき

漢方がその力をいかんなく発揮したことは知られています。

コロナ禍での漢方のつかい方についても

報告がだいぶ、でてきています。

安心していることは、

免疫力アップにつながります。

おかげさまで

コロナ禍のあいだ、

まったく風邪をひかなかったとはいいませんが

本格的に不調に陥ることはなく

けっこう元気にしていました。

どうやったら、ほかの方も安心できるのか。

私の安心のもとになった

漢方その他の智慧を

みなさまにお伝えする機会をつくるべきだという結論にいたりました。

そういうわけで、

この講座があります。

大学院で研究した遺伝子についての知識も

西洋医学と漢方、そうほうを理解するのに役立っていると考えています。

西洋医学、漢方、それぞれの考え方を理解すると、

その両方を自分の味方にして

安心して過ごしていけるようになるでしょう。

この講座で、漢方薬の特徴や使い方を学び、自分の身体の基本的なケアを自分でしてみませんか？

理論はできるだけ簡単に。実際的な使い方を学びます。

また、食養生や運動・呼吸法・イメージ療法など、漢方薬が効きやすい体作りも提案します。

薬剤師・医師は漢方に詳しい方ばかりではありません。

また、ネット上の情報は断片的なものが多く、中には誤解をよぶものもあります。

「ゆる漢方くらぶ」で漢方の基本的な考え方を学ぶことによって、

ネット上の情報に踊らされず、

ご自身に合う漢方薬を選ぶことができるようになります。