親として、子どもとして、自分自身として──様々な役割のバランスをとる中で、心の奥深くにしまい込んできた感情と向き合うことの大切さを感じています。そして、断捨離はそんな心の機微を愉しみ、自分を解放するためのツールになりました。

 目の前にある捨てがたいもの、沢山あるもの、その背景にある私自身の無意識を知ることで、これまで見ないふりをしてきた気持ちに気づくことができました。心の奥に押し込んでいた想いや願いを、今こそ表に出し、手放し、自分を許す一歩を踏み出そうと思っています。

 このような私の体験が、どなたかの心の支えになれたらと願っています。