
PROFILE
ひとり塾長の経営参謀
プロフィール
30歳の時、キャリアアップのため全国最大の直営チェーン塾の京都進出に合流。3校同時開校のうち床面積80坪と一番大きい教室に着任。
ところが指導システムが首都圏の入試制度に合わせて作られていたもののため
システムに忠実に指導すればするほど退塾が増える悪循環。中3の進路指導の際には、模試偏差値はアップし志望校の基準をクリアしているものの、内申基準を1点下回ったため厳しくお叱りを受けたこともあった。
これではだめだと、くび覚悟で密かに指導方法の変更に着手。
競合との関係の中で、強みを打ち立てるべく、「内申指導に強い高校受験塾
」としての取り組みを始める。後がない崖っぷちの教室でプレーイングマネージャーとして一心不乱に働く。
2年間の停滞期間を乗り越え、その後在籍は右肩上がりで、着任5年目に教室は在籍300名を突破。この教室は500名まで在籍を伸ばす。
その後京都・滋賀地区の責任者となり15教室2000名まで規模を
拡大。売上10億。
ところが、会社全体の規模拡大とともにガバナンス強化の名のもとに現場志向でない経営との板挟みに悩むことが多くなる。
管轄の役員が変わるたびに指示が変わり疲弊する現場。サービスの対象学年を広げ、オプション販売による顧客単価アップ…もはや「強み」など何もないコンビニ塾と化し在籍は2000名をピークに漸減傾向。
現場への指示だしの交通整理や職員との細やかな面談を繰り返すなど、粘り強くマネジメントを繰り返すが、限界を強く感じる。
一念発起スピンアウトし、強みを持った新時代の塾パッケージをめざす。
半径1㎞に30の塾が集まる激戦区で立ち上げ40名2年後に80名の集客―に成功。中小塾の勝ち方を身を持って証明する。経営者の最優先事項はマーケティングであり、塾に通うお客様の求める結果に合致するサービスを追求し続けることにより逆にマーケティングのハードルを下げること、このことが成功のカギと確信するに至る。
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