湘南で踊り初めて

 今や20年という数字が見える経歴になりました。

 華やかな音楽の下、笑顔で踊る私ですが

 本来はとても地味で、暗い性格の方が表立っていました。

 学生時代は極度の人見知りで、発言するのが怖くて

 誰かの影に隠れてばかり。

 そんな私の唯一の光（逃げ道とも言います・・・）は、体を動かすこと。

 この「体を動かす」という世界で、私は少しづつ

 自分とつながることができました。

 結婚後、誘われて見に行ったフラの素晴らしさに

 身体中に電流が走ったのは、今でも覚えています。

 その後湘南で踊り始めたことから、私の新しい人生が始まりました。

 そこに

 私の新たな居場所を見つけることができたのです。

 これまで公私共々、心を引き裂かれるような出来事もありましたが

 その都度仲間や先生、フラの楽曲・振り付け、ハワイの思想

 全てが私を助けてくれました。

 時に見てくださった方が涙を流し

 私の踊りを「魂のフラ」と言ってくださる方もいるのですが

 ただ単に振り付けを覚えて踊るのではなく

 フラに感謝と敬意を表して踊っている

 そのことが自然と、表に出ているのかもしれません。

 私のレッスンでは

 生徒さんの心の「奥底の思い」を

 なるべく踊りに込めて頂いたり

 かつての私のように

 自分のことを表に出すのが苦手で

 自信のない方が、少しづつ輝かせることができる。

 踊り進める度に、自分と繋がることができる。

 そんな素敵なメソッドとして、振り付けをお伝えしています。