
PROFILE
アートと心の専門家
愛知県生まれ。5歳から中学卒業までの10年間、家以外で声が出せなくなる場面緘黙(ばめんかんもく)症で、どこに居ても馴染めない子の典型。唯一の自己表現が絵だった。
愛知県立芸術大学の日本画を卒業後、商業高校の非常勤講師(美術)に就くも、自己表現に点数をつけることに違和感を持ち、学校の先生は1年で挫折。
仏具彩色・盆提灯の家紋描きなど、職人気質な世界に身を置いた後、高校の同級生と結婚。
子育てには苦労し、徐々に夫との折り合いも悪くなっていき、自己嫌悪にさいなまれる。
人間関係をうまく築けないことが主な原因と感じ、親業・心理学・アートセラピー・ヒプノセラピーなどを次々と学ぶ。
学校の先生は二度とやらないはずだったが、不登校の生徒を受け入れる私立中学の非常勤講師の話が来て「成績をつけない短期なら」と受けたところ、発達に特性のある子の魅力や才能に気づいた。
高齢者デイサービスでは認知症の方に水彩画を通したアートセラピーを行い、コロナ禍も満席をキープし、現在はNPO法人が営む子どものアートクラスで、8クラスを担当。
アートクラスの親御さんから「人前で話せなかった子が、1ヶ月ほどで言葉が出るようになり驚いています!」「先生に会うと落ち着くから、絵を描く気分じゃなくても通い続けられる。そんなわが子が安心できる場所があることに心から感謝しています」などのお声をいただく。
これまで、幼児から高齢者までのべ500人以上の方と絵を介して接するうち、自分の発達の特性こそ、同じ生きづらさに苦しむ子どもやご家族のお役に立てることがわかった。
現在「誰もが花開き、夢を描ける世界を創る」をミッションとして活動している。
趣味は、写真撮影と鼻笛
繊細過ぎる子、
自分を後回しにしてしまう子、
きっと
小さなことにも傷つき、つまずき、
毎日疲れ果てているのではないかと思います。
私がそういう子だったから。
長い時間は かかりましたが、
芸術と共に歩んできたことで、
意図せず、自分なりの「独特な方法」で
自分を困らせる側面を、徐々に乗り越えられました
そして、
困った側面を手放しても、
大切にしてきた真ん中は、ちゃんと残っていたことも、
若い頃の自分に伝えたいことのひとつです。
「変わるのは、案外怖くなかったし、楽しいことだよ!」って。
そんな私だからこそ、
誰の中にも「可能性の光を感じることができる」
そう思っています。
まずはお母さん。あなたご自身をラクにしてあげましょ!
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