
PROFILE
ゼロイチ大家インストラクター
船山いちえです。神奈川県川崎市出身、結婚後は埼玉県さいたま市に。夫と小2の息子、もうすぐ3歳になる娘がいます。
2021年4月〜夫の仕事でアメリカのコネチカット州という場所で駐在妻をしています。アメリカに来る前は保育士として10年ほど勤務していました。
上の子を産んだ時は8ヶ月の時に仕事復帰したので、0歳から保育園に預けていま
した。その時から「仕事をしないで我が子を家で見ることが出来たらどんなに幸せだろう…」という気持ちがありました。
しかし、家のローンもあり、将来の子どもの教育費などを考えると残念ながら仕事を辞めるという選択肢はありませんでした。
保育士という仕事は好きで、やりがいもあり
ましたが、仕事が忙しく、私の気持ちに余裕がない時は息子に対して苛立ってしまう時もあり「ごめんね〜」と2人で泣きながら抱き合った事もありました。
もちろんお世話になった保育園には感謝をしていますし、息子も健やかに成長してくれま
した。
しかし、乳児期に一緒に過ごしておきたかったという気持ちが心のどこかにあった事も事実です。
そんな心の片隅にあった思いが叶う瞬間が訪れました。
下の子を産んだ後は育休をとって仕事復帰する予定でしたが、妊娠中に主人の転勤が決まったのです。
転勤先はアメリカ。
渡米予定の4ヶ月前に下の子が産まれました。駐在妻は現地で仕事ができないという事で、それを機に仕事を辞め、夫の駐在員期間中は専業主婦をする事になりました。
もちろん主婦業はとても大変でしたが、それ以上に子どもと過ごした3年間はかけがえのない時間となりました。
このアメリカでの生活が、これからの働き方を見直す大きなきっかけとなったのです。
子どもの成長を間近で見られた事、子どもが体調を崩した時には何の躊躇もなく学校を休ませてあげられた事。
これは普通に会社員をしていたらなかなか出来なかった事だと思います。
時間は巻き戻す事は出来ません。子どもの成長が見られるのはその瞬間だけなのです。
家族の収入に余裕があれば、仕事も自由に選べて、本当にやりたい事も実現できる。
子どもとの時間が欲しいと思っているお母さん達が心穏やかに子どもとの時間を過ごせる事が当たり前になる、そんな世の中になる事を願っています。
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