私は、美術に情熱を傾ける一方で、常に家族から異端視される存在でした。学問よりも、自らの感性を信じて美術の道を歩むことを選びました。しかし、見た目には何の問題もないように見える我が家でも、心の中では孤独と疎外感に苦しんでいました。この複雑な感情は、家族、特に母との関係性の中で少しずつ積み重なっていったものです。

 私の人生を根本から変えたのは、ヒプノセラピーを通じた数々のセッションでした。セッションを通じて、私は自分の潜在意識にアクセスし、過去の自分に会い、深い癒しを経験しました。その過程で、記憶による勘違い、そこからの気付き、長年誤解していた母に対する嫌な思いが和らぎ、母そして家族の愛と理解を深めることができました。この癒しのプロセスを通じて、私は自分自身と家族をまったく新しい目で見ることができ、心の底からの解放を実感することができました。

 現在は、この個人的な変容の体験を生かして、同じような悩みを持つ方々に同じような癒しを提供することを生きがいとしています。ヒプノセラピーを通じて、みなさんの「潜在意識」に隠された真実に光を当て、深い理解とともに癒しを感じてもらうことで、より豊かな人生を送るお手伝いをしています。私のストーリーが、皆さんの人生に輝きをもたらすことを願ってやみません。