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Expert

PROFILE

いのちの歓びが巡り、自然と人が共鳴しあう場を育む

タカタンボ 塩路 ヒロコ

三児の母。2017年に乳がんを経験し、「死に触れることで、本当の生を生きる」という宝のようなの氣づきを得る。出産をして子どもを授かったときに、「親として何ができるだろう」「元氣な子どもを産める身体を育ててあげたい」という思いが、食と自然に向き合う原点となり、やがて「これこそホンモノ」と感じるお醤油に出会い、種から育てて醤油を作ることになる。

 

 2021年にはドイツの倍音楽器であるケルパータンブラに出会い、音浴セラピーを始めたことをきっかけに、自分の中に眠っていた「恋をする感覚」を思い出す。トキメキは単に人間関係で起こるものではなく、自然にも響きあえる感覚、本来の自分を生きるための生命力そのものであると実感。

 

 米農家に生まれた背景や、コロナ過での揺らぎを経て、「自分たちで食を育むこと」「DNAをまっすぐ未来につなげること」の大切さを伝えていきたいと、今では希少なもち米「東雲」や、お湯割り薬膳としての「日月醤油」を、誰もが関われる形で自然農で作っている。田んぼやお醤油の営みに関わりながら、人の意識が自然やいのちに影響を与えること、恋は生命力そのものであり、母性はいのちを育む力だとも感じている。

 

 築100年を超える祖父母の古民家を拠点に、循環するコミュニティ『タカタンボ』を育み、仲間と共にイベントを重ねながら、2025年には循環型バイオトイレをシェアードプロジェクトとして設置。自然や人と共鳴しあう「いのちの歓びの場」が広がっている。

 

 『タカタンボ』を拠点として、感覚・エネルギー・音など、目に見えない領域の叡智を扱いながら、祈りと手仕事をするという在り方で、大地と身体、微生物と宇宙、すべての命と響きあう生き方を実践中。自然と共鳴し、存在の本質を愛することで世界をひらく、魂の案内人であり、人々の内なる光を見出し、信頼と愛を根幹から育むサポートも行っている。

 

プロフィール

岡山の田んぼを拠点に、自然とともに循環する暮らしを営んでいます。
春から秋にかけて東雲餅米や大豆を種から育て、冬には日月醤油や味噌などの発酵食品を仕込む日々。
月の満ち欠けや、水や土、風や菌たちと響き合いながら、いのちのリズムに寄り添っています。

私にとって発酵とは、ただの保存技術ではなく「愛と悦びの具現化」であり、祈りそのものです。
菌たちが命を繋ぎ、米や大豆が形を変えて醤油や味噌となるとき、
そこには「見えない世界」と「見える世界」の対話が息づいています。

日々の暮らしの中で大切にしているのは、
自然の移り変わりを愛でながら、歓びで存在すること。
自分を抱きしめ、悦びを許可し、愛を受け取ること。
その小さな循環が広がり、やがて地球全体の潤いにつながっていくと信じています。

「タカタンボ」の理念は、
『いのちの歓びが巡り、自然と人が共鳴する場を育むこと』
米や発酵もそこに関わる私たちもいのちそのものであり、そのいのちはどこまでも歓びあえる。
その歓びを思い出し、感じ合える「歓びの循環」を次の世代へと繋げていくために、
日本の食文化や自然観を国内外の人々と分かち合える場をひらいていきます。

「タカタンボ」のショップでは、そんな想いを込めて育てたお米や発酵食品、
そして、化学成分が含まれていない自然由来のホンモノと思える製品たちをお届けします。
一粒、一滴に宿るいのちの歓びが、あなたの暮らしにも静かに寄り添い、
心と身体にやさしい安心としあわせを広げてくれることを願っています。

そして、もしあなたも「自然と人が共鳴する世界」を共に育みたいと感じてくださるなら、
ぜひとも、この循環に何らかの形で参加してください。
私たちと一緒に、いのちの歓びが巡る未来を創っていきましょう。
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