【自分が消えてゆく】

展開が早すぎる(´⊙ω⊙`:)....汗

男の沽券と同等の子が顕在化され大泣きして召された...。

カルタフィルス...苦労と苦痛との自己同一化...私は理解されない、誰にも分かるわけがない、私の苦しみは特別...。

理解したい。自分を。衝動を。その仕組みを。

そして探究の中でその痛みと向き合っている自分の特別化。

我執。

自らの独自性を失う恐れ。

私の経験や体験や境遇やあれやこれやに固執して一体化してしまう。

体験の特別化。境遇の唯一性の確立。

理解されることを拒みながら、理解されないことに苦しみ、分離の中で理解されたい、救われたいと苦しみ、越えようともがき、繰り返し、亡霊の様に彷徨う。

その救われない自己の幻影に気付いた時、その居た堪れなさ、痛々しさ、切なさに涙が溢れた。

ああ、お疲れ様...。

分離していた自己の統合。

自分という存在の足掛かりを、どこかに求めなくていい。

自分を理解されるも、されぬもなく、それは自分ではなく鏡に過ぎなかったのだ。

自らを高め、自らを律し、自らを正しく導くためのコンパスですら、自分を特別化し、定義するための罠だった。

自分を定義していた部分に穴が空く。

自らを個として特別化する要素は悉く儚く散りゆく。

しかしどんなに全てを放しても消えぬものがある。

私と認識するものは、この虚とスレスレの一点のみでいいのかもしれない。

いままで拒否抵抗してきたあれもこれも、自由でいいのだ。楽しく生きてゆけばいいのだ。

そこに絡め取られて自己と思っていた自己を失うのが怖かったのだ。

あ〜〜〜〜〜〜....

長い...旅だった....。

永遠なる自己探求の迷宮よ。

さようなら。いままでありがとう。

自分を特別化して分離させておくために握りしめて離さない苦しみ。

その苦しみは特別で他の誰にも理解出来るはずない！

表面的にはその苦しみから解放されたいし、理解されたいと言いながら、決してそれが起こることを許さない強固なエゴの防衛。

講座や道場、個人セッションを何年も受けながら、決して手放さない我執を持ったままの人は結構いてね。

我執があると、とにかく人の話が耳に入らない。

質問していることに答えず、はぐらかす。でも、本人はそのつもりがない。

「特別な自分」を失うことへの恐れから、そこにあるものを直視せず、問題をすり替え、言い訳をし、自分の感情が起こる原因を相手に転嫁し、感情を感じるよりも頭であーでもないこーでもないと分析しようとする。

とにかく「特別な自分」を守ろうとする。

特別な自分という分離を後生大事にして、痛みやさみしさの中で苦しむという自作自演。

本人にも気付かれないし、他人にもバレないと信じているアホなエゴ。

観る人が観ればバレバレだけど、最後まで自分のアイデンティティとしての苦しみを大事に大事に守り、しまっておこうとする。

自己探究の道ですら「私は特別だ！」という分離を深めるための依存行為となる。

ジョージ自身がその苦しみを抱えていたのは何十年ものこと。

それが男の沽券がなくなり、正直に話してくれるようになったからこそ顕在化した今回の「カルタフィルス劇」。

顕在化してからはしばらくカルタフィルス(ヨセフ？)みたいにジタバタと抵抗してたけど、でもちゃんと観ることが出来るまでは早かったね✨

8時間くらいで片付いたのでは？

そういうわけでアニメ「魔法使いの嫁(1st season)」をご覧ください。

私、すごく好き💕

アマプラで観られるよ。

最終回のカルタフィルスがジョージでチセがひろ子だよ。