
PROFILE
転勤族の夫、中学生の娘・小学生の息子との4人暮らし。
熊本の田舎で育ち、自然の中をかけまわること、本を読むことが好きな、好奇心旺盛で、何にでも一生懸命な子ども時代でした。
「人と接することが楽しい」「人の体や心について知るのがおもしろい」と感じ、助産師の道へ。通っていた大学では助産コースに落ち進学するか迷うが、「人生の中で遠回りは遅れではないよ」という社会経験の後学んでいた友人の言葉、「やりたいならやったらいい」という父の言葉に背中を押され進学を決意。
「満足できる妊娠・出産・育児」を目指すという考え方や、年間約1500例と出産がとても多く忙しいにも関わらず、余裕があり生き生きと働くスタッフの方々の雰囲気に惹かれ就職した病院では、たくさんの方々の妊娠・出産・育児のスタートという時期に触れさせていただき、一人一人、一家族一家族ごとに「こうありたい」と願う幸せのかたちがあることを学ばせていただきました。
また、自分にできる最大限のケアを提供できる自分でありたいと、自分自身の体と心を大切にすることを心がけていた時期でもありました。
結婚後は、天職と感じていた助産師の仕事をやめ、自身の妊娠・出産・子育ての経験を楽しみに家族のサポートに専念する道を選ぶが、娘の出産、夫の事故、息子の出産、自身の悪性腫瘍の発覚と治療を次々と経験。
前向きに頑張っていたつもりが、娘にどなったある日を境に感情のコントロールができなくなり、大切にしたいはずの家族にイライラをぶつけては自己嫌悪におちいる毎日に。
そんな状況をどうにかして変えたくて、試行錯誤する中で出会ったのがポジティブ心理学やウェルビーイング、対人支援のあり方についての学びでした。
学び始めて気が付いたことは、
いつでも前向きでポジティブなつもりが、ネガティブな気持ちにふたをして頑張っていたんだということ。そして、力を抜いて頑張る方法もあること、それぞれが自分らしくあることと、みんなで幸せになることは両立できるのだということを知りました。これまでの自分を助けていてくれた方法とバランスを取りながら、新しい自分にも出会ってみたいと思いました。
「できないときがあっていい」
「いつからでもどんな状況からでも変われる」
この言葉に何度も勇気づけられながら、学び、練習を続ける中で、子ども達との関係が変わり、夫との関係が変わり、自分との関係が変わりました。
一時は、自分が何にワクワクするのかさえ分からなくなっていたけれど、泣いたり、笑ったり、怒ったり、喜んだりしながら大切な人と過ごせる毎日に、とても幸せを感じています。
自分や家族の持つ個性を大切にしながら、 状況を変えたい、 これまでと違う道を選んでみたい、 そう思って一歩を踏み出したいと思えたときに、力になれれば嬉しく思います。
それぞれに備わっている力や魅力が自然に掛け合わされ広がっていく、そんな場が大好きで、一緒に楽しみながら、それぞれのペースで成長していけるような場づくりを大切にしています。
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2003 佐賀医科大学医学部看護学科卒、看護師・保健師免許取得
2004 熊本大学医療技術短期大学専攻科助産学特別専攻卒、助産師免許取得
医療法人社団尚龢会 エンゼル病院勤務
2010 卵巣腫瘍合併妊娠、院内助産院での出産を断念、自然分娩にて娘を出産、
夕方になっても干し終わらず床に散らばったままの洗濯物を見て涙する
2011 夫の交通事故、乳児育児とのWケアを経験
娘の「食べない」に悩む、手作りした1歳のお誕生日ケーキは投げるおもちゃに
2012 自然分娩で息子を出産
2013 卵巣がんの発覚・手術、息子6か月で断乳
ミルクへの移行に苦労し赤ちゃん用おせんべいが主な栄養源の時も
哺乳瓶・カップ授乳はうまくいかず、マグマグストローでの哺乳で乗り切る
術後後遺症としての更年期症状、リンパ浮腫とのお付き合いが始まる
2017 夫の留学のためイギリスへ、2年間収入なしの生活に一家でチャレンジ
多様な価値観に触れおもしろいと思うと同時に、子ども達が現地の小学校になじめるようにと「なんとかしてあげなきゃ」が全開になった時期
2018 松村亜里先生よりポジティブ心理学や対人支援のあり方について学び始める
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◆ 関心のある分野 ◆
女性のウェルビーイング
妊娠期から育児期のウェルビーイング
◆ VIA TOP 7 ◆
親切心、向学心、愛情、好奇心、審美眼、誠実さ、公平さ
◆ストレングスファインダー TOP10 ◆
収集心、学習欲、内省、ポジティブ、達成欲、成長促進、包含、個別化、未来志向、着想
◆お世話になった土地◆
熊本、佐賀、福岡、東京、イギリス、神戸(現在)
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